2019.08.09お役立ち情報

お盆に関する豆知識〜キュウリの馬とナスの牛〜

お盆の馬

「お盆」とは?

「お盆」の正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」。
諸説ありますが、サンスクリット語で「逆さ吊り」を意味する「ウラバンナ」の音写であるとする説が有名で、祖先の霊を呼び寄せ供養する行事として広く全国で行われています。

 

精霊馬の由来とは?

精霊馬とは、キュウリ・ナスに4本の棒を刺して馬や牛のようにした、お供え物です。

キュウリの馬・・・早く戻ってきますように、という願いを込めて足の速い馬にキュウリを見たてています。

ナスの牛・・・現世からあちらへ帰るのが少しでも遅くなるようにとナスを牛にみたてています。

〜作り方〜

•わりばしを適当な長さに切ります。
•爪楊枝マッチ棒で台外する場合も長さの調節は必要です。
•キュウリとナスそれぞれへた部分を頭とします。
•前方2本ずつ、後方にも2本ずつと倒れないように刺します。

〜供え方〜

・お供え物のお花や果物などと一緒に位牌の前へと備えます。
・向きは頭側を仏壇側へ向けます。
・お送りする16日には反対向きにします。
・16日のうちに精霊馬は処分します。
・白い紙に塩と一緒に包んで、ゴミとして処理して大丈夫です。

お盆と言う行事1つにも、先祖代々からの願いが込められているんですね。
伝統や文化に触れる機会を失いつつある現代ですが、こういった身近なイベントで文化に触れるだけでなくお子様とのコミュニケーションの場としても最適なのではないのでしょうか。

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