【入社10年目インタビュー】俯瞰的な視点を持ち、お悩みの本質にたどり着く。
Q. 自分なりの不動産業における“格言” を教えてください。
そこに“暮らし” があることを忘れずに。
いかに俯瞰的に周囲や物事を見渡せるか。これが職務を果たす上で私なりに見つけた、不動産業の“格言”です。
業務が忙しくなると、ついつい見落としがちなのが「お客さま目線」。皆さまが本当は何を求めているのか、何に困っているのか、暮らしの中で何が起こっているのか。
お一人お一人の声からお悩みの本質にたどり着くことが大切だと思っています。
以前、お子様が独立し、2人で暮らす物件を検討されていたご年配のご夫婦を担当させていただいたことがあります。
5LDKの物件がお気に召して購入を希望されていたのですが、今後2人で暮らすには少々広すぎるように感じました。
素敵な住宅ではあったものの、長いスパンで考えると、日々の掃除や修繕管理など積み重なる負担もあります。
その点が気になり、差し出がましいとは思いつつも、本当にその物件で良いのか再確認する場面がありました。
お取引が早く進むのは不動産業としてはありがたいことですが、メリットだけでなく、デメリットと思われるようなことについても正直にお話しする。
そして、皆さまに未来について考える時間を持っていただく。
その瞬間だけでなく、365日、何十年も続いていく暮らしを考えた時の喜びを見据えながら、より良いご提案をしていきたいと常日頃考えています。
不動産業のイメージを払拭したい。
正直なところ、不動産業界に対するイメージとして漠然とした不安感を持っている方も少なくないような気がします。
これからも皆さまの不安を少しでも払拭できるよう、俯瞰的な視点を持ち続け、正直かつ誠意を持ってお取引に臨んでいく所存です。