【入社11年目インタビュー】課題を解決するヒントは、いつも現場の中にある
Q. この1年に担当したお取引や業務の中で印象に残っていること、学びになったことを教えてください。
動き出さなきゃ、始まらない。
最も印象に残っているのは、売買予定だった土地の地下に隣家の上水道管が通っていたという事例です。
スムーズに売買の手続きを進めるためには、隣家の所有者と早急に連絡を取って取引の関連書類に同意をいただく必要がありました。
しかしながら、隣家には長らくお住まいになっていなかったようで連絡先も不明。あきらめずに手がかりはないかと、現地に通い続けました。
近隣の方々に聞き取りを行っていたところ、ちょうど連絡先を知っている人がいて、無事に書類のやりとりを完了することができました。
課題に直面した時は会社のデスクで考えているだけではなく、自分の足を動かすことが何よりも大事だということ。
積極的な行動が、解決への突破口になることをあらためて実感しました。
徹底的な下調べが、カギを握る。
土地の図面からは様々な情報を得ることができますが、もちろんそれだけではカバーしきれない部分もあります。
例えば、私の担当する小樽地域は坂道がとても多く、図面を見るだけでは周辺立地の高低差などを明確には読み取れません。
現地の下見で入念に状況をチェックし、自分自身が見て・聞いて・感じた点をまとめておく。
そうすることで、お客さまからのご質問に自分の意見を交えながらお答えすることができますし、打ち合わせの質もより一層高めていけると考えています。
お客さま一人一人からいただく信頼が、自分を動かす原動力。これからも現場で得た学びを大切にしながら、心の通ったご提案を続けていきたいですね。