【入社12年目インタビュー】積み上げてきた仕事が、 書類の中に現れてくる。

Q. この1 年に担当したお取引や業務の中で印象に残っていること、学びになったことを教えてください。
税務調査対応が、自分の仕事を映し出した。
定期的に実施される税務調査の対応をはじめて担ったことです。
会社の経理処理が適切に行われているかを確認するもので、数年に一度の頻度でやってきます。当社16店舗分の書類を5年分さかのぼって準備する作業は大変でしたが、何より緊張したのは、会社の窓口として対応する立場であること。
自分の発言がそのまま会社の回答になるため、曖昧な言い方は許されません。
代表と事前に方針を丁寧に擦り合わせ、万全の準備を整えて臨みました。書類の保管状況や処理の流れが5年分にわたって可視化される経験は、自分の仕事を客観的に見つめ直す機会でもありました。
業務の波や気の緩みが書類に表れてしまっている時期があったことを痛感し、一貫性と正確性をもって取り組む大切さを改めて感じました。
伝える力を鍛えながら、組織の土台をつくる。
ちょうどその時期に、はじめて部下ができたことも大きかったです。自分の仕事を言葉で説明する難しさを実感しました。
それまで経理をほぼ一人で担ってきたこともあり、感覚でこなしてきた業務を誰かに伝えようとすると、何をどの順序でどの粒度で話せばよいか——整理されていない知識は伝えられないことに気づきました。
言語化の精度を上げることは、自分自身の課題として引き続き取り組んでいきます。育成面では、言葉で説明するより先に現場を体験させることを意識しました。「もし失敗しても、責任は取るからまずはやってみて」というスタンスで接することで、部下も動きやすくなったのではないでしょうか。
自分一人で抱え込まず、経理を組織として機能させていく。それが今、自分に課している次のテーマです。
