■検証月：2025年6月
■報告担当：鈴木良幸
■所属店舗：江別店
■担当地域：江別市全域

不動産売却中物件数（江別市）
土地  288件（前月比＋ 1件 前年比-  20件）
戸建 252件（前月比-  4件　前年比＋ 6件）
マンション 30件（前月比±  0件　前年比-  17件）
合計 570件（前月比-  3件　前年比-  31件）
※アットホーム数値より

売主様の動き、雰囲気、感触
・江別市内では、現在の住まいから利便性や生活環境の良いエリアへ住み替えたいというご相談が増えており、同市内での住み替えニーズが高まっています。
・戸建からマンションへの住み替えを検討される方が目立ちます。除雪や管理の手間を軽減したいというご希望が背景にあるケースが多く見受けられます。
・築年数が経過した建物に関して、「売却前に解体すべきかどうか」で迷われる方が増加しています。費用面や買主ニーズを踏まえ、慎重に検討される傾向です。
・すぐに売却する予定はないものの、「おおよその価格感を知っておきたい」といった理由から、机上査定のご依頼が増えてきています。将来に備えた情報収集が進んでいます。

買主様の動き、雰囲気、感触
・札幌圏の物件価格が高騰している影響もあり、周辺エリアの住宅価格を比較対象とする方が増えてきました。特に「同じ価格帯でどれだけの広さや築年数の差があるか」を気にされる傾向が見られます。
・内外装のリフォームが済んでいる物件は、「すぐ住める安心感」や「追加費用を抑えられる点」が評価され、お問い合わせが着実に増加しています。
・屋根や外壁の塗装履歴について具体的な時期や内容を確認される方が多く、建物全体の維持管理状況を重視する意識の高まりが感じられます。
・水回り（キッチン・浴室・トイレ・洗面）に関しては、リフォーム履歴の有無で物件に対する反応が大きく変わる傾向があり、清潔さや機能性が決め手になるケースも増えています。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・近年のリフォーム費用高騰を背景に、初期費用を抑えたい購入希望者の間で、リフォーム済み物件への注目が高まっています。そのまま住める安心感が支持され、問合せ数が増加傾向にあります。
・現在の住まいが手狭になった、または将来を見据えて家賃を支払うよりも資産として所有したいという理由から、賃貸から戸建への住み替えを検討する方が増えてきています。
・20〜30代の若いファミリー層の動きが活発化しており、通勤・通学の利便性や子育て環境を重視したエリアでの需要が高まっています。
・新築戸建や建売住宅の価格は資材費や人件費の影響で年々上昇しており、それに伴って中古住宅への関心が一層強まる傾向が見られます。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
いつもお便りをご覧いただきありがとうございます。江別市内の不動産在庫が多くなってきていることから相場よりも高く売り出す場合は付加価値が必要と思われます。駐車複数台可能、駅徒歩圏内、屋根外壁数年前に塗装など建物一つ一つに合わせた別途付加アピールポイントが早期売却に向けて必要な条件であることが多いです。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。