■検証月：2025年10月
■報告担当：鈴木良幸
■所属店舗：江別店
■担当地域：長沼町

売主様の動き、雰囲気、感触
・町営団地への住み替え相談が増えています。除雪や日常管理の負担を軽減したいという理由から、より身軽な住環境を求める方が目立ちます。
・高齢に伴う住まいの維持が難しいという声が増加しています。屋根や外壁などの補修費用を負担に感じ、売却や整理を検討されるケースが見られます。
・相続に関するご相談が引き続き多い状況です。空家の管理や名義変更の手間を懸念し、早めに方向性を決めたいというご意向が多く寄せられています。
・査定のご依頼も少しずつ増えてきています。すぐに売却するわけではなく、「現時点での価格を知っておきたい」という準備段階のご相談が中心です。

買主様の動き、雰囲気、感触
・新規物件への注目が高まっています。情報が限られる中で、新たに販売開始された物件には問い合わせが集中しており、初動の速さが際立ちます。
・市街地から少し離れたエリアにも関心が広がっています。価格の手ごろさや駐車スペースの確保、静かな環境を求める方が増え、郊外の需要が上向いています。
・新着情報を待つお客様が増えています。「条件に合う物件が出たらすぐに見たい」という声が多く、販売予定物件への問い合わせも増加しています。
・リフォーム費用の上昇が判断材料になっています。改修費用を考慮して、状態の良い物件を優先的に検討する傾向が強まっています。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・新着物件への反響が非常に良く、公開直後から見学や問い合わせが、集中するケースが多く見られます。情報の新鮮さが購買意欲を高めている印象です。
・特に敷地の広い物件に関心が集まっており、家庭菜園や駐車スペースの確保など「暮らしの自由度」を重視する傾向が強まっています。
・築30年前後の住宅を希望される方も一定数おり、「古さよりも手入れの状態」や「価格とのバランス」を重視して選ばれる傾向です。
・また、平屋住宅を望むお客様も増えており、将来的な暮らしやすさを考慮した住み替えニーズの高まりが感じられます。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
長沼町は市場全体の供給数が少なく、新着物件への反響が早いエリアです。相場は横ばい傾向にあり、相場以上の高値での売却は難しい状況ですが、平屋やリフォーム済み、内装状態の良い住宅などは人気が高く、問い合わせも集まりやすいです。売却を検討される際は、物件の特徴をしっかりと整理し、販売戦略を立てることが早期成約のポイントです。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。