Vol.474石狩店

不動産市況:石狩市(検証月 2025年5月)

■検証月:2025年5月
■報告担当:古木篤広
■所属店舗:石狩店
■担当地域:石狩市南部(花川、樽川、緑苑台、花畔)

不動産売却中物件数(石狩市)
土地  200件(前月比+  5件 前年比-  5件)
戸建  128件(前月比+  11件 前年比-  33件)
マンション  1件(前月比±  0件 前年比±  0件)
合計  329件(前月比+  16件 前年比+ 366件)
※アットホーム数値より

売主様の動き、雰囲気、感触
・現在、売却物件が多く出回っており、買主にとっては選択肢の幅が広がっています。そのため、売主側には他物件との差別化や見せ方の工夫が求められる状況です。
・売却価格については、「高く売りたい」という意向と「早く売りたい」という現実の間で調整が必要となるケースが増えています。動きを見極めた柔軟な判断が鍵となります。
・最近では、司法書士や税理士の紹介から売却相談につながるケースが目立ちます。信頼関係のある窓口を通して、早期から売却計画を立てる傾向が見られます。
・住み替えや相続、単身高齢者の生活見直しなど、多様な背景から「今の暮らしを変える準備として売却を進めたい」というご相談が増加しています。

買主様の動き、雰囲気、感触
・新築住宅の価格高騰を背景に、コストパフォーマンスを重視して中古住宅を前向きに検討する動きが広がっています。
・古さをマイナスと捉えず、自由にリノベーションして自分らしい暮らしを実現したいというニーズが顕在化しています。
・札幌圏での価格上昇を受け、利便性と予算のバランスを重視して、石狩など周辺エリアに目を向ける購入希望者が増えています。
・子育て層からは、間取りや築年数の条件が整った戸建へのニーズが高く、「賃貸からの卒業」を目指す相談が目立っています。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・物件の供給量は高水準を維持していますが、シニア世代を中心に「暮らしやすさ」を求めた住み替え需要が根強く、一定数の取引が安定して成立しています。
・花川エリア一帯では、新たな分譲地開発が進むなかで、中古物件は見劣りしやすく、購入検討者の目に留まりづらい状況が続いています。
・売却活動が長引いた物件について、当社へ再相談いただくケースが増えており、売主様のなかでも価格や販売手法を再考する動きが広がっています。
・市場の動きを見極めながら、販促の見直しや情報の出し方を工夫し、再注目につながるようなご提案を個別に行っています。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
不動産市場は少しずつ動き始めていますが、成約件数は例年よりやや少ない状況が続いています。その一方で、住宅建築費の高騰を受け、石狩エリアへの関心が高まり、購入を検討する方が増えています。売却をお考えの方は、相場に合った価格設定が早期成約のポイントです。当社では、地域に詳しい担当者がエリアの特性を踏まえて、的確なご提案をさせていただきます。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。

著者
不動産市況:石狩市(検証月 2025年5月)

石狩店 古木 篤広過去の経験や知識を活かして、お客様のお悩みや不安を解消する、最善と思われるご提案をさせていただきます。 お住替えや不動産売却などのお取引を通じて皆様のお役に立てるよう頑張ります。 不動産に関するご相談お待ちしております。

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