Vol.646石狩店
不動産市況:石狩市南部(検証月 2025年11月)
■検証月:2025年11月
■報告担当:古木篤広
■所属店舗:石狩店
■担当地域:石狩市南部(花川、樽川、緑苑台、花畔)
不動産売却中物件数(石狩市)
土地 242件(前月比+ 12件 前年比+ 114件)
戸建 161件(前月比- 5件 前年比+ 39件)
マンション 1件(前月比± 0件 前年比+ 1件)
合計 404件(前月比+ 7件 前年比+ 154件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・選ばれる物件と、埋もれてしまう物件の差は、価格だけではありません。情報の「編集力」が印象を左右する局面となっています。
・相場感を踏まえた上で、動き出すタイミングと調整のセンスが問われます。値下げではなく「順番」と「見せ方」で結果を変える戦略が必要とされています。
・最近は、知人紹介や専門家経由の相談が増えています。「人づて」という経路が、決断の後押しをしています。
・「困ってから動くより、準備のうちに」と考える方が増加しています。売却は特別な出来事ではなく、暮らしを整えるプロセスになりつつあります。
買主様の動き、雰囲気、感触
・新築へのこだわりよりも、自分の価値観に沿う住まいを選ぶ傾向が強まっています。どれだけ自分らしく整うかが、住まい選びの基準となっています。
・築年数は「受け継がれてきた時間」と捉えられ、個性ある空間に仕上げる楽しみを求める方が増えています。経年美を活かす発想が広がりつつあります。
・札幌近接エリアに目を向ける方が増加。札幌の利便を使いつつ、価格と環境のバランスが取れる地域への移住は、合理性と心地よさの両立とされています。
・子育てや老後の安心を見据え、伸びやかに暮らせる戸建住宅は根強い人気です。広さと余裕は、暮らしの安全と安心につながる資産と捉えられています。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・「広さ」よりも「明日も続けられる暮らし」へ。石狩市では、将来を見据えた住まい選びが顕著です。
・新しい分譲地の登場で競争軸が変化しています。従来の販促手法では届かない層に視点を変える必要があります。
・過去に市場に出しきれなかった物件を、再度検討する動きが目立ちます。売主様自身が、冷静に考える段階に入っています。
・売るのではなく、「再設計して改めて市場に出す」。物件の個性に合った「再出発」の形を整えています。次のチャンスにつなげるための取り組みです。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
このところの不動産市場は大きな変動こそ少ないものの、石狩エリアでは「選ばれる理由」が着実に増えています。建築費の高騰により新築を前提とせず、土地付き中古住宅を賢く選ぶ動きが広がっているためです。こうした潮流に応えるには、物件の魅力を分かりやすく伝え、適正な価格設定を行うことが重要です。お気軽にご相談ください。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
報告担当
【不動産歴】
2002年より 【累計取引件数】
売買取引件数 1025件
石狩店 古木 篤広平成14年から約10年間、札幌のイエステーションにて勤務、その後3年間、建設会社で住宅の新築 兼 不動産業務に携わり、土地・一戸建・マンション・事業用不動産、新築等、延べ1,000件以上の不動産売買に携わってきました。沢山の出会いがあり、一期一会の言葉の重みが分かるようになってきました。過去の経験や知識を活かして、お客様のお悩みや不安を解消するベストなご提案をいたします。お住み替えや不動産売却などを通じて、皆様のお役に立てるよう最善を尽くしてまいりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
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