Vol.632石狩店
不動産市況:石狩市南部(検証月 2025年10月)
■検証月:2025年10月
■報告担当:古木篤広
■所属店舗:石狩店
■担当地域:石狩市南部(花川、樽川、緑苑台、花畔)
不動産売却中物件数(石狩市)
土地 230件(前月比- 9件 前年比+ 23件)
戸建 166件(前月比+ 1件 前年比+ 8件)
マンション 1件(前月比± 0件 前年比+ 1件)
合計 397件(前月比- 8件 前年比+ 32件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・物件が多い今こそ、「どう見せるか」「何を伝えるか」で印象が変わります。説明の言葉選びや写真の構成ひとつで、反響に大きな差が生まれています。
・「下げずに売りたい」・「でも早く決めたい」、そんな想いに応えるには、相場に寄り添いつつも、タイミングを読む調整力が重要です。戦略が問われる局面です。
・信頼経由の相談が増加傾向に。最近は「紹介ルート」からの売却相談が増えています。専門家を介した安心感が、行動を支えているようです。
・相続や将来の管理負担を見据え、「困る前に動いておきたい」との声が増えています。資産整理を「今の暮らしの延長」として捉える方が目立ちます。
買主様の動き、雰囲気、感触
・「新築が欲しい」という願望が少なくなり、自分らしい暮らしに合う家を選ぶ方が増えています。価格と生活バランスを重視した中古住宅が一つの主流となりつつあります。
・築年数が経過した住まいでも、趣のある空間を楽しみながら自分流にリメイクする。そんな「手をかける暮らし」に価値を見出す方が目立ちます。
・都市部の価格高騰を背景に、札幌から程よい距離にある石狩市など、生活の利便性と手の届く価格を両立できる地域への注目が高まっています。
・将来を見据えて、「子どもが伸び伸びと過ごせる環境」や「長く安心して暮らせる家」を求める方が多く、ゆとりある戸建住宅の人気が続いています。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・石狩市では、「暮らし方の見直し」が住宅選びに直結しており、段差を抑えた住まい、買い物や医療へのアクセスが良い場所などへの関心が際立っています。
・一方で、分譲地の開発が進み選択肢が増えるなか、既存住宅は築年数が進むほど埋もれやすく、どのように魅力づけるかで反響に大きな差が出る状況です。
・長期間売れ残っていた住宅について「このままでは動かない」と感じ、売主様が販売戦略の練り直しを求めて、改めてご相談に来られるケースが増加しています。
・当社では、物件の強みを再発掘する視点で、写真やコメントの作り替え、ターゲットの再設定、価格帯の調整など「再スタート」のための打ち手を具体的にご提案しています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
最近の不動産市場は比較的落ち着いていますが、石狩エリアでは「選ばれる理由」が少しずつ増えています。建築費の高騰を受け、新築にこだわらず、土地付き中古住宅で賢く住まいを確保したいという方が増えているためです。こうした動きに合わせるには、物件の魅力を正しく伝え、現実的な価格設定を行うことが大切です。当社では地域ならではの特徴を踏まえ、しっかりと価値が伝わるご提案をいたします。どうぞお気軽にご相談ください。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
報告担当
【不動産歴】
2002年より 【累計取引件数】
売買取引件数 1024件
石狩店 古木 篤広平成14年から約10年間、札幌のイエステーションにて勤務、その後3年間、建設会社で住宅の新築 兼 不動産業務に携わり、土地・一戸建・マンション・事業用不動産、新築等、延べ1,000件以上の不動産売買に携わってきました。沢山の出会いがあり、一期一会の言葉の重みが分かるようになってきました。過去の経験や知識を活かして、お客様のお悩みや不安を解消するベストなご提案をいたします。お住み替えや不動産売却などを通じて、皆様のお役に立てるよう最善を尽くしてまいりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
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