Vol.455石狩店
不動産市況:石狩市南部(検証月 2025年4月)
■検証月:2025年4月
■報告担当:古木篤広
■所属店舗:石狩店
■担当地域:石狩市南部(花川、樽川、緑苑台、花畔)
不動産売却中物件数(石狩市)
土地 195件(前月比- 6件)
戸建 117件(前月比- 11件)
マンション 1件(前月比± 0件)
合計 313件(前月比- 17件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・土地や戸建の売却物件が増加しており、市場では選択肢が豊富になっていす。一方で、売却を成功させるには戦略的な対応が必要です。
・一部では高値での取引も見られますが、供給が増えているため、想定より価格調整が必要となるケースもあります。周辺相場を意識した価格設定が鍵となっています。
・売却相談の入り口は多様化しており、WEBや紙媒体だけでなく、司法書士・税理士・自治体経由での紹介も増えています。紹介者様からのご縁が目立ちます。
・転勤、実家整理、暮らしの見直しなどを背景に、売却を急ぐ方が増えています。「次の生活に早く移りたい」という明確な理由を持つ方の動きが活発です。
買主様の動き、雰囲気、感触
・新築価格の上昇が続く中、購入コストを抑えながら理想の住まいを手に入れたいという考えから、中古住宅に関心を寄せる方が増加しています。
・築年数が経っていても、自分好みのデザインや間取りにリノベーションできる魅力から、あえて手を加える前提で物件を探す動きが目立っています。
・札幌市内の物件価格が高騰していることを受け、購入予算に見合う選択肢を求めて、石狩市内を含めた近隣エリアで探す方が増えています。
・3~4LDKの築浅戸建ては、子育て世帯にとって使い勝手の良い間取りであり、賃貸から「持ち家」への転換を目指す層に強く支持されています。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・物件数は多い状況が続いているものの、転勤や住環境を見直したいというシニア層の住み替えニーズが堅調で、一定の成約は安定的に続いています。
・花川南・花川北・緑苑台西エリアでは、新規分譲の動きが進む一方で、中古仲介物件は相対的に埋もれやすく、販売に時間がかかる傾向が顕著になっていす。
・他社で成約に至らなかった物件について、当社に相談し直すケースが増えており、売主様の販売方針や価格に対する見直し意識も高まりつつあります。
・動きが停滞している物件には、最新の市場データをもとに戦略を練り直し、早期成約に向けた個別対応を強化しています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
雪解けが進み、道内にもようやく春の気配が感じられるようになってきました。不動産市場も少しずつ動き始めていますが、成約件数は例年をやや下回る傾向にあります。一方で、住宅建築価格の高騰を背景に、石狩エリアへの関心が高まり、購入希望者が増加中です。売却をお考えの方は、相場に合った価格設定が早期成約のカギとなります。当社では、地域に詳しい担当者がエリアの特性を踏まえ、最適なご提案をさせていただきます。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
著者

石狩店 古木 篤広過去の経験や知識を活かして、お客様のお悩みや不安を解消する、最善と思われるご提案をさせていただきます。 お住替えや不動産売却などのお取引を通じて皆様のお役に立てるよう頑張ります。 不動産に関するご相談お待ちしております。
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