Vol.574石狩店
不動産市況:石狩市南部(検証月 2025年8月)
■検証月:2025年8月
■報告担当:古木篤広
■所属店舗:石狩店
■担当地域:石狩市南部(花川、樽川、緑苑台、花畔)
不動産売却中物件数(石狩市)
土地 160件(前月比- 60件 前年比- 49件)
戸建 131件(前月比- 4件 前年比- 31件)
マンション 1件(前月比± 0件 前年比+ 1件)
合計 292件(前月比- 64件 前年比- 79件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・市場には多くの物件が出ており、選択肢が広がっています。そのため売主様は、写真や文章などを工夫し、物件の強みを的確に伝えることが成約のカギとなっています。
・「相場より高く売りたい」一方で「できるだけ早く売りたい」との思いを持つ方が多く、販売計画には市場動向を踏まえた柔軟な価格調整が求められています。
・士業や福祉機関など、身近で信頼できる専門家からの紹介をきっかけにご相談いただくケースが増えています。第三者の後押しも、実際の売却行動につながっている傾向です。
・「まだすぐではないが、準備だけはしておきたい」という声も増えています。相続や老後の暮らしを見据えて、所有不動産を早めに整理する方が目立っています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・建築費の高騰によりリフォーム費用も上がっており、購入検討者の中には「予算をどこに配分するか」を慎重に考える方が増えています。
・利便性もさることながら、平坦な地形は冬場の除雪や日常生活のしやすさから引き続き高い支持を得ています。
・新築用の土地については、依然として複数の候補から比較できる状態が続き、お客様にとって選択肢の幅が広がっています。
・土地や建物を探す際、生活の快適さや維持コストを重視する姿勢が強まり、物件の条件をより総合的に吟味する方が増えています。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・石狩市では高齢世帯を中心に、歩きやい住宅やスーパー・病院に近い立地など「安心して暮らせる住環境」への住み替え相談が続いています。
・分譲地の開発が進む一方で、築年数が経過した住宅は購入者からの注目が集まりにくく、見せ方や発信の工夫が求められています。
・他社で販売が長引いた物件について、当社へ改めてご相談いただくケースが増えており、売主様の販売方針を見直す動きが広がっています。
・当社では地域相場や事例を踏まえ、価格調整や広告表現の刷新などを行い、物件の魅力を再発見していただける提案に注力しています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
石狩エリアは、建築費の高騰を背景に、中古住宅などに注目が集まっています。こうした需要に応えるには「物件の魅力をどう伝えるか」が大切です。修繕履歴や住環境の良さ、暮らしのイメージが湧くポイントを丁寧に発信することで、購入希望者の心に届きやすくなります。当社では地域特性を踏まえ、価格設定と魅力発信の両面から最適なご提案を行っています。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
報告担当

【不動産歴】
2002年より 【累計取引件数】
売買取引件数 1017件
石狩店 古木 篤広平成14年から約10年間、札幌のイエステーションにて勤務、その後3年間、建設会社で住宅の新築 兼 不動産業務に携わり、土地・一戸建・マンション・事業用不動産、新築等、延べ1,000件以上の不動産売買に携わってきました。沢山の出会いがあり、一期一会の言葉の重みが分かるようになってきました。過去の経験や知識を活かして、お客様のお悩みや不安を解消するベストなご提案をいたします。お住み替えや不動産売却などを通じて、皆様のお役に立てるよう最善を尽くしてまいりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
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