Vol.593石狩店
不動産市況:石狩市南部(検証月 2025年9月)
■検証月:2025年9月
■報告担当:古木篤広
■所属店舗:石狩店
■担当地域:石狩市南部(花川、樽川、緑苑台、花畔)
不動産売却中物件数(石狩市)
土地 239件(前月比+ 79件 前年比+ 29件)
戸建 165件(前月比+ 34件 前年比+ 32件)
マンション 1件(前月比± 0件 前年比+ 1件)
合計 405件(前月比+ 113件 前年比+ 62件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・物件数が多い今、価格よりも「第一印象」で選ばれる傾向が強まっています。写真や説明文など、発信の質が売却結果を左右しています。
・高値を維持したい一方で、販売期間を短くしたいというジレンマを抱える方が多く、最近は相場や反響状況を踏まえた見直しが求められています。
・税理士やケアマネジャー、司法書士など、信頼関係のある専門職を介してのご相談が増えています。専門的な立場からの勧めが、売却の決断を後押ししている印象です。
・すぐに手放す前提ではなく、「相続や老後に備え、いざという時に動けるよう整理したい」という前向きなご相談が増えています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・新築志向から「自分らしく暮らす」志向へと価値観が変化しており、築年数よりも「生活の質」を重視して中古住宅を選ぶ方が増えています。
・古い家の持つ風合いや素材感に魅力を感じ、必要な部分だけを手を加えて再生する「リノベーション前提型の住まい探し」が広がっています。
・札幌圏の価格上昇を背景に、通勤や買い物の利便性を保ちながら現実的な価格で購入できる地域として、石狩市や近郊エリアへの移住検討が増えています。
・家族構成の変化や将来設計を見据え、「広い敷地で子どもをのびのび育てたい」「長く安心して暮らせる家を持ちたい」といった実生活に根差した需要が高まっています。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・「将来も安心して暮らせる家」を重視する声が増えています。段差の少ない設計や、病院・スーパー・バス停などが近い立地が物件選びの重要な基準となっています。
・分譲地の新規開発が進む一方で、築年数の経過した住宅は目に留まりにくくなっています。中古物件は、写真や紹介文など「見せ方」での差別化が重要になってきています。
・以前売却活動を行ったものの成約に至らなかった住宅について、改めてご相談いただくケースが増えています。
・当社では、物件写真やコメント内容の刷新、訴求ポイントの再構築などを行い、停滞していた物件にも再び関心が集まるよう取り組んでいます。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
石狩エリアでは、札幌中心部へのアクセスの良さと自然の豊かさを両立できる住環境として、改めて注目が集まっています。「静かで落ち着いた暮らし」を求める方や、中古住宅を選ばれる方が増えています。不動産は、立地だけでなく「暮らしやすさ」の提案によっても変わります。当社では地域の特性を活かした発信方法で、不動産売買をサポートいたします。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
報告担当

【不動産歴】
2002年より 【累計取引件数】
売買取引件数 1020件
石狩店 古木 篤広平成14年から約10年間、札幌のイエステーションにて勤務、その後3年間、建設会社で住宅の新築 兼 不動産業務に携わり、土地・一戸建・マンション・事業用不動産、新築等、延べ1,000件以上の不動産売買に携わってきました。沢山の出会いがあり、一期一会の言葉の重みが分かるようになってきました。過去の経験や知識を活かして、お客様のお悩みや不安を解消するベストなご提案をいたします。お住み替えや不動産売却などを通じて、皆様のお役に立てるよう最善を尽くしてまいりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
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