■検証月：2023年11月
■報告担当：鈴木良幸
■所属店舗：栗山店
■担当地域：栗山町、由仁町、夕張市

売主様の動き、雰囲気、感触
・雪が降り始め、市場は停滞気味になってきました。
・築古で傷みの目立つ物件が増え、現状のままだと需要の低さが見込まれる在庫が複数あります。
・この時期の売却理由として、除雪の負担が最も多く聞かれます。
・売却後の住まいが未定のお客様が多く、住み替え先を一緒に提案することが多いです。

買主様の動き、雰囲気、感触
・雪が降る直前のこの時期、購入検討者が集中する傾向が見られます。
・400万円以下の物件については、現金で購入される方が多いです。
・当社で土地を購入し、新築を建てられる方も一定層います。
・投資家その他、道外からの集客も増えている印象です。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・市場相場よりも高値で販売している物件は長期化する傾向にあります。
・都市部への人の流出に伴い、市場在庫が増えています。
・相続不使用などの影響もあり、空家物件が多く出回っています。
・地域の人口減少に伴い地価の下落が続いていますが、買主様にとっては購入の選択肢が拡大しています。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
これから本格的な冬を迎えます。例年雪が多い地域のため、雪対策をされている物件の需要が高い傾向にあります。春先になると市場全体の動きも活発になりますが、それまでの間、季節柄のリスクや集客減を売主様にご理解いただく努力が必須と感じます。雪の状況を見ながら購入を検討されるお客様を大切にしながら活動していきます。