Vol.475札幌東店
不動産市況:札幌市東区(検証月 2025年5月)
■検証月:2025年5月
■報告担当:古木篤広
■所属店舗:札幌東店
■担当地域:札幌市東区
不動産売却中物件数(札幌市)
土地 2,252件(前月比- 16件 前年比- 99件)
戸建 2,352件(前月比- 27件 前年比- 358件)
マンション 3,332件(前月比- 156件 前年比- 461件)
合計 7,936件(前月比- 199件 前年比- 918件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・札幌市内では再開発や将来の街づくりに期待を寄せ、早めの売却を検討される方が増えています。特に利便性の高い地域では「今が売り時」と判断される動きが目立ちます。
・インターネット上では、根拠が曖昧な「高額査定」をうたうサイトも散見されており、情報の真偽を見極めることが重要です。
・売主様の「できるだけ高く売りたい」というお気持ちは自然ですが、過度な期待によって価格設定が相場とかけ離れ、販売の長期化につながる例もあります。
・当社では、周辺で実際に売り出された物件や、成約データをもとに、市場動向に即した価格のご提案を行い、スムーズな売却をサポートしています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・価格に対する意識が高まっており、物件の印象よりも「価格が適正かどうか」を重視されるお客様が目立ちます。
・情報収集が容易になったことで、購入検討段階から相場を把握し、比較検討のうえで来られるケースが増えています。
・市場動向が安定しない中、買主様と売主様の認識に差が生まれやすく、価格交渉に時間を要する傾向が続いています。
・希望条件が一致しないまま交渉が停滞し、最終的にご縁に至らないこともあり、仲介としての柔軟な調整がより重要になっています。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・春の動きが一段落し、売却相談が増えている一方で、住み替えや転居を目的とした買主側の動きも並行して進んでおり、市場のバランスは崩れていません。
・物件価格は高騰期からやや調整局面に入りつつありますが、それでも直近数年と比べると割高な印象が残り、慎重な価格見極めが求められる状況です。
・月単位で見ると成約までのスピードにばらつきがあり、物件によっては想定よりも販売に時間を要するケースが増えてきています。
・売却を成功させるには、相場感や周辺状況を踏まえた柔軟な価格設定に加え、ターゲットに届く売り出し方の工夫が重要になっています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
札幌市内では、新築価格の上昇や金利負担の増加を背景に、「無理のない価格で現実的に住める家」を求める声が強まり、中古住宅の注目度が高まっています。物件を売却する上では、「いつ動くか」という判断が結果を大きく左右するため、タイミングを見極めることがますます重要になっています。当社では、エリアごとの市場変化を丁寧に読み取り、実績に基づいた根拠ある査定とご提案を行っています。売却・購入に関するご相談は、どうぞ安心してお任せください。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
著者

札幌東店 古木 篤広過去の経験や知識を活かして、お客様のお悩みや不安を解消する、最善と思われるご提案をさせていただきます。 お住替えや不動産売却などのお取引を通じて皆様のお役に立てるよう頑張ります。 不動産に関するご相談お待ちしております。
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