Vol.496札幌東店
不動産市況:札幌市東区(検証月 2025年6月)
■検証月:2025年6月
■報告担当:古木篤広
■所属店舗:札幌東
■担当地域:札幌市東区
不動産売却中物件数(札幌市)
土地 2,295件(前月比+ 43件 前年比- 111件)
戸建 2,356件(前月比+ 4件 前年比- 255件)
マンション 3,292件(前月比- 40件 前年比- 364件)
合計 7,943件(前月比+ 7件 前年- 730 件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・札幌市内では再開発や利便性の高さを背景に、「今のうちに売却を」と動く売主様が増えています。
・不確かな高額査定をうたうサイトもあり、正しい市場情報を見極める意識が高まっています。
・「高く売りたい」という希望は自然ですが、相場との乖離により販売が長期化する例も見られます。
・当社では、近隣の売出・成約事例に基づく根拠ある査定で、早期売却を見据えたご提案をしています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・物件の魅力だけでなく、「価格が相場に見合っているか」を慎重に見極める傾向が強まっており、価格設定への関心がより高まっています。
・ネットやポータルサイトの普及により、事前に十分な情報を得たうえで比較・検討し、絞り込んでから来店されるお客様が増加しています。
・相場感や価値観のズレから、売主様と買主様の歩み寄りに時間を要する場面が目立ち、価格合意までのプロセスが複雑化しています。
・ご希望条件がかみ合わない場合、成約に至らないケースもあり、仲介としては双方の希望を汲み取った丁寧な調整力が求められています。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・春のピークを終えた現在、売却を検討される方からのご相談が増加傾向にありますが、住み替えや転勤などで物件を探す方の動きも活発で、供給と需要のバランスは大きく崩れていない印象です。
・価格面では、高騰時期と比較するとやや落ち着きを見せ始めたものの、依然として高値圏にあるため、購入希望者の目はよりシビアになっています。
・成約までの期間は物件ごとに差があり、立地や条件次第では長期化するケースも見受けられるようになっています。
・スムーズな売却を実現するためには、価格戦略だけでなく、ターゲット層を意識した情報発信や広告の見せ方も重要な要素となっています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
札幌市内では、新築物件の価格高騰やローン金利の上昇により、手が届きやすく実用性のある中古住宅へのニーズが高まっています。物件を売却する際には、需要の動きに合わせた柔軟な判断が重要となり、売り出すタイミングが成約の明暗を分けることも少なくありません。当社では、地域ごとの市場動向を注視し、過去の成約実績と照らし合わせた納得感のあるご提案を行っています。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
報告担当

【不動産歴】
2002年より 【累計取引件数】
売買取引件数 1011件
札幌東店 古木 篤広過去の経験や知識を活かして、お客様のお悩みや不安を解消する、最善と思われるご提案をさせていただきます。 お住替えや不動産売却などのお取引を通じて皆様のお役に立てるよう頑張ります。 不動産に関するご相談お待ちしております。
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