Vol.612後志店
不動産市況:余市町、仁木町、古平町、積丹町(検証月 2025年10月)
■検証月:2025年10月
■報告担当:梅津大樹
■所属店舗:後志
■担当地域:余市町、仁木町、古平町、積丹町
売主様の動き、雰囲気、感触
・北海道の10月は、気温も下がり、初雪が降る事もありました。秋から冬の訪れを感じるような1カ月でした。先月同様、ご売却の相談は増えております。
・最近は「そろそろ動く時期かもしれない」と、一歩踏み込んで売却を具体化される方が増えています。市況を見極めながら、準備を整える傾向が見られます。
・雪の季節を前に、「年を越す前に整理したい」というご相談が目立ちます。売却までのスケジュールを逆算し、スムーズに次の生活へ移行する動きが広がっています。
・地域的な距離と家族の支援が売却を後押し。物件管理や売却手続きを遠方からサポートする例が増えています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・購入の動きはやや慎重な傾向です。特に初めて購入を検討される方は、資金計画を入念に立てる傾向が強まっています。
・9月以降に商談がまとまった案件が増え、順次契約~引渡しが進行中です。具体的な交渉・成約に至るケースは堅調に推移しています。
・積雪前に引渡しを完了したいという要望が多く、売主・買主双方でスムーズな段取りを希望される方が増えています。
・倶知安方面の価格・賃料高騰を背景に、余市町への需要が波及中です。「より手の届く価格帯を」との動きから、余市エリアの注目度が高まっています。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・秋以降に向けた売却準備が進み、他社を含めて新規の売り出しが増加。物件の入れ替わりが活発で、市場全体に新しい動きが見られます。
・札幌圏の不動産会社による売り出しが増え、古い住宅でも高値で販売される傾向が見られます。地域相場に「札幌価格」が持ち込まれ、再調整が進みつつあります。
・低価格帯では、仲介手数料上限引き上げの影響もあり、近隣市町村の業者を含めて積極的な取り扱いが拡大。購買層の裾野も広がっています。
・近年、余市町周辺では新規開業の不動産会社が相次ぎ、同地域を営業拠点とする企業が増加。これにより、地域市場全体が活性化しています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
早いもので10月も終わり、今年も残りわずかとなりました。
不動産は「定価」がないため、私たち不動産会社がご提示するのは相場のご提案です。売出価格は売主様ご自身でお決めいただきますが、市場より高ければ成約までに時間要することもあります。他社で長期間売れないなどのお悩みがございましたら、査定は無料ですので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
報告担当
【不動産歴】
2013年より 【累計取引件数】
売買取引件数 849件
後志店 梅津 大樹不動産の売買では、高く売れるか等、金銭的な部分にだけ目が行きがちですが、不動産は定価がなく、不動産会社は、売主様が所有する不動産を、仲介業務という形で、間接的に、買主様に売却する仕事です。つまり、弊社で不動産を仕入れする訳ではありませんので、売主様から伺った情報、買主様へ受け渡す(伝達する)というのが、主な業務となります。 不動産会社は、営業会社になりますので、「売り上げ至上主義」や「気合・努力・根性」の業界ですが、弊社は、取引の安全性や、情報伝達の正確性に重きをおいております。 安心して、不動産売却をお任せ頂けるよう、心掛けておりますので、不動産売却を検討中のお客様に置かれましては、弊社へのご依頼も、ご一考頂けますと幸いです。
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