Vol.385後志店
不動産市況:余市町、仁木町、古平町、積丹町(検証月 2024年12月)
■検証月:2024年12月
■報告担当:梅津大樹
■所属店舗:後志店
■担当地域:余市町、仁木町、古平町、積丹町
売主様の動き、雰囲気、感触
・年内最後のタイミングを利用してネット査定を依頼される方が増加しており、売却準備が活発化しています。
・年末を迎えるにあたり、来年以降を見据えた売却相談が増えています。中には、今年は相談のみを行い、売却開始を来年に予定される方もいらっしゃいます。
・来春の売却に向けて、荷物の片付けや建物の解体準備に関する具体的なご相談が多く寄せられています。
・地方では高齢の売主様が多い状況が続いていますが、近年ではさらにご年齢が上がり、遠方にお住まいのご親族やお子様のサポートを必要とされるケースが増加しています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・年末が近づくにつれ、住宅購入に関するお問い合わせが増加しており、活発な動きが見られます。
・一方で、狭小地や築60年を超える古い住宅など、用途が限定される物件にはお問い合わせが少ない状況です。
・多くのお客様が自己資金を持たず、フルローンで購入資金を調達するケースが一般的となっています。
・このような状況を受け、自己資金が不要な方向けの住宅ローン商品が充実し、購入のハードルを下げる取り組みが進んでいます。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・年末を迎え、新着物件の数は弊社だけでなく他業者でも減少しており、物件供給が落ち着いた状況です。
・札幌圏では不動産業者間の競争が激化しており、昨年からの流通停滞が影響し、一部の業者が地方市場へ進出する動きが見られます。
・800万円以下の売買における仲介手数料の上限引き上げを背景に、札幌圏だけでなく小樽や近隣市町村からの新規売り出し物件が増加しています。
・特に余市町などのエリアでは、札幌圏以外の業者が新たに物件を取り扱うケースが増えてきました。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
今年も本書をお読みいただき、また弊社からの郵送物をご覧いただき誠にありがとうございました。不動産売却は馴染みが薄く迷いがちですが、「思い立ったが吉日」。来春以降のご相談でもお気軽にどうぞ。年内の懸念を解消し、良いお年を迎えられることをお祈りしております。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
報告担当

【不動産歴】
2013年より 【累計取引件数】
売買取引件数 838件
後志店 梅津 大樹不動産の売買では、高く売れるか等、金銭的な部分にだけ目が行きがちですが、不動産は定価がなく、不動産会社は、売主様が所有する不動産を、仲介業務という形で、間接的に、買主様に売却する仕事です。つまり、弊社で不動産を仕入れする訳ではありませんので、売主様から伺った情報、買主様へ受け渡す(伝達する)というのが、主な業務となります。 不動産会社は、営業会社になりますので、「売り上げ至上主義」や「気合・努力・根性」の業界ですが、弊社は、取引の安全性や、情報伝達の正確性に重きをおいております。 安心して、不動産売却をお任せ頂けるよう、心掛けておりますので、不動産売却を検討中のお客様に置かれましては、弊社へのご依頼も、ご一考頂けますと幸いです。
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