Vol.462八雲店
不動産市況:渡島東部、渡島北部、檜山北部(検証月 2025年4月)
■検証月:2025年4月
■報告担当:関川純
■所属店舗:八雲店
■担当地域:渡島東部(森町、鹿部)、渡島北部(八雲、長万部)、檜山北部(今金、せたな)
売主様の動き、雰囲気、感触
・空家に関する売却相談が増加しており、特に道外在住の所有者様からのご相談が目立っています。「そろそろ手放したい」という動きが増えています。
・古い空家物件については、解体費用やその他調査にかかる費用などが分からない等、大変気にされるお客様が増えてきています。
・高齢化や地価の変動を受けて、資産の見直しや住環境の整理を目的とした売却相談が増えています。「元気なうちに整理したい」というケースが多く見られます。
・個人間での取引による金銭トラブルや、実測と登記上の土地面積の差異に関するご相談が増えています。事前の確認不足からトラブルにつながるケースもあり、専門家への相談ニーズが高まっています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・転勤や新たな生活をスタートされる方の間では、すぐに生活を始められる状態の良い住宅が好まれ、空家期間が短く手入れされた物件に関心が集まっています。
・築30年前後の住宅は、リフォームによって自分らしく仕上げたいというニーズで、「手を加える楽しみ」を前提に探す方からの問い合わせが増えています。
・新幹線工事エリアでは、宿泊需要の逼迫が続いており、コストを抑えるため、中古物件を購入し社宅代わりに活用する企業の動きも見られます。
・都市の喧騒から離れ、自然に囲まれた環境での暮らしを求める方が増加しており、静かな郊外エリアへの移住検討が広がりを見せています。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・売却を希望される方が増えていることで物件の流通が活性化し、購入検討者の動きもこれに呼応するかたちで加速しています。
・1000万円前後の中古住宅は、コスト面と実用性のバランスが取れており、安定した需要が続いています。
・状態が良く、価格設定に無理のない物件は市場に出た直後から反響があり、比較的早い段階で成約に至る傾向が強まっています。
・投資用としてのニーズも高まりを見せており、特に割安な郊外エリアには町外・道外からの注目が集まっています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
道南地区でも人口減少が進んでおり、今後は空家がさらに増えると予想されています。こうした状況の中で、不動産の売却相談も今後ますます増えていくと見込まれます。売却を迷われている方にとっては、今が動き出す良いタイミングかもしれません。まずはお気軽にご相談ください。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
著者

八雲店 関川 純北章宅建株式会社八雲店の関川と申します。不動産に関するご相談は、人生において何度も経験する事のない大切な出来事だと思います。その貴重な時間を楽しく、分かりやすく、一生懸命お手伝いさせて頂きます。些細な事でもお気軽にご相談ください。どうぞよろしくお願い致します。
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