Vol.510八雲店

不動産市況:渡島東部、渡島北部、檜山北部(検証月 2025年6月)

■検証月:2025年6月
■報告担当:関川純
■所属店舗:八雲店
■担当地域:渡島東部、渡島北部、檜山北部

売主様の動き、雰囲気、感触
・空家期間が長引いた物件に対し、「今のうちに方向性を決めておきたい」という相談が増えています。将来的なリスクへの備えとして、整理の動きが活発化しています。
・築古の建物では、解体や調査に思わぬ費用がかかる可能性があり、「どこまで費用をかけるべきか」といった資金面の見通しについて、相談される方が目立っています。
・「今後の負担を減らすため、元気なうちに整理したい」という声が増加しています。エリアごとの地価動向を見据えて、暮らしや資産の再構築を考える方が多い印象です。
・最近では、個人間売買の経験者から「境界や登記の食い違いがトラブルになった」との声もあり、専門家による事前の調整や確認の重要性が改めて注目されています。

買主様の動き、雰囲気、感触
・新たな暮らしを始めるにあたり、転勤や住み替えを機に物件を探される方からは、「そのまま住める状態の良い住宅」が高く評価されております。
・築年数の経過した住宅についても、「自分の暮らし方に合わせて空間をつくりたい」というニーズが根強く、リフォームする「自由度の高い住まい」として注目されています。
・新幹線の開通を控えた周辺地域では、不動産ニーズも高まっており、企業による社宅・宿舎確保のための購入相談が増加傾向です。
・都市部の利便性よりも、自然環境や静かな暮らしに価値を見出す層から、郊外や自然に囲まれた地域への関心が高まり、「日常を見直したい」という移住の動きが見られます。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・売却のご相談が増えている影響で、物件の供給が活発になり、それに呼応するように購入希望者の動きも活発化しています。地域全体として、売買のサイクルがうまく回っている印象です。
・1000万円前後の中古住宅は、生活に必要な機能を備えつつ手頃な価格であることから、安定して人気があります。
・建物の状態が良く、価格が相場と大きくかけ離れていない物件は、情報公開から間もなく反響があり、早期に成約へ至るケースが多く見られます。
・また、実需だけでなく投資目的で物件を探す方も増えており、特に地価が比較的安価な地域では、町外・道外からの問い合わせが活発になっています。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
道南エリアでも、空家の存在がより身近な課題となりつつあります。相続後そのままになっている住宅や、管理が難しくなってきた家についてのご相談が増えてきました。特に「冬を迎える前に何とかしたい」といったご相談も多く、売却や活用を前向きに考える方が増えています。「まだ先でいいかな」と思っていた方も、この機会に一度、相談してみてはいかがでしょうか。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。

報告担当
不動産市況:渡島東部、渡島北部、檜山北部(検証月 2025年6月)

【不動産歴】
2022年より
【累計取引件数】
売買取引件数 84件

八雲店 関川 純北章宅建株式会社八雲店の関川と申します。不動産に関するご相談は、人生において何度も経験する事のない大切な出来事だと思います。その貴重な時間を楽しく、分かりやすく、一生懸命お手伝いさせて頂きます。些細な事でもお気軽にご相談ください。どうぞよろしくお願い致します。

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