Vol.299八雲店

不動産市況:渡島東部、渡島北部、檜山北部(検証月 2024年8月)

■検証月:2024年8月
■報告担当:関川純
■所属店舗:八雲店
■担当地域:渡島東部(森町、鹿部)、渡島北部(八雲、長万部)、檜山北部(今金、せたな)

売主様の動き、雰囲気、感触
・長期間空き家になっている低廉な住宅についての売却相談が多くなっています。また道外からも空き家対策のお問合せが増加傾向にあります。
・地域住民の高齢化、地域相場の高騰もあり売却相談は全体的に増えつつあります。
・家の中に残っている残置物の処分についてのお問合せもございます。
・他の不動産会社さんで売り出していても長いあいだ売れず、相談に見えるケースもあります。

買主様の動き、雰囲気、感触
・売りたい方が増えている影響が買いたい方にも波及し、流通は活発です。
・築30年前後の住宅はお問合せが多い傾向です。
・新幹線工事業者の宿泊先がまだ不足しているようですが、家賃の高騰が中古住宅の需要を高めています。
・資材の高騰もあり、新築よりも中古住宅の需要が高まっています。
・都市部より低価格帯の物件が多く、低予算で家を購入したい方からの相談が相次いでいます。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・不動産を売却したい方が増えており、市場の動きは活発です。
・1000万円前後の中古住宅の需要が高く、お問合せが集中する傾向が見られます。
・内外装保守状況が良い物件が売りに出ると早期に反響があり、購入検討者が殺到します。
・町外の方、道外の方からのお問合せも多く、投資物件としての需要も増えております。
・早期の成約を目指すには、成約相場の範囲内での売り出しが大切です。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
夏を迎え、お住み替えのお問合せが増えてきました。相続登記義務化の影響もあり、まだしばらくは活発に不動産売買が行われていくと予想されます。空家期間が長いと、その後の売却に大きく影響してしまいます。特に冬季間の影響は顕著なのでお早めにご相談ください。道南地区では都市集中・人口減少に伴い地価の下落は続く一方ですが、渡島・檜山管内では、中古住宅の需要も高まっています。買いたい方も増える時期なので、売却時期としておすすめです。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。

著者
不動産市況:渡島東部、渡島北部、檜山北部(検証月 2024年8月)

八雲店 関川 純北章宅建株式会社八雲店の関川と申します。不動産に関するご相談は、人生において何度も経験する事のない大切な出来事だと思います。その貴重な時間を楽しく、分かりやすく、一生懸命お手伝いさせて頂きます。些細な事でもお気軽にご相談ください。どうぞよろしくお願い致します。

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