【お客様の背景】
■売買の別：売却
■氏名：Ｎ・Ｔ 様
■年代：60代
■ご職業：年金受給者
■お住まいの地域：札幌市
■ご相談の地域：札幌市
■売却理由：調整区域のご相談
■お問合せ方法：インターネット

【ご相談内容】
親が所有していた市街化調整区域の土地を相続しました。生前そういった土地があるという話は聞いていましたが、私は現地を一度も見たことがなく、おおよその場所もわかりません。登記されている所在をもとに調べても、素人では場所が特定できませんでした。遠方に住んでおり、今後使用することもない土地だと思うので売却したいのですが、取り扱ってもらえるものでしょうか。

【ご提案した解決策】
市街化調整区域については、現状行き来ができる通路に面している土地であれば取り扱いが可能です。登記の所在をお伺いして場所を特定しましたところ、ご依頼いただいた土地は通路地に面していました。通路地もないような藪や木に覆われた土地の場合は、通路地を整備できればお取り扱いも可能ですが、売却して得られる金額よりも整備費用の方が高い可能性がございますので、売却資金が出せるかといったご相談になります。
今回は、通路に面しており、幸い通路部分の整備費用も掛かりませんでしたので、すぐに販売活動を行い、ほどなくして資材置き場として購入する方が見つかりました。

【担当営業として大切にした要点】
以前は相続したとして市街化調整区域の土地があっても、相続登記せず放置されている方がいらっしゃいましたが、相続登記が義務化されたことにより、放置できず、ご相談を頂く機会が増えております。場所が不明でもお調べできますので、ぜひ一度ご相談ください。