さて、過去３度に渡って美唄市の歴史をご紹介してゆきましたが、そのきっかけとしては、イエステーション：北章宅建が令和２年８月に美唄ダムのネーミングライツ取得したことにあることは以前も紹介した通りです。
それに伴ってオリジナルのネーミングライツ期間中限定ダムカードが配布されることは朝里ダムの記事『秋の紅葉・春の桜、朝里ダムで限定ダムカードを貰いに行こう！』で紹介した通りです。

 

今回は美唄ダムのダムカードの取得方法と、美唄ダムへの道のりをご紹介してゆきます。

まず、誤解を与えないように最初にご説明をしておかなければなりませんがダムカード自体は、美唄ダムへ出向かずとも手に入れることが出来ます。

ダムカードの図柄は、インターネット全盛の現代において調べようと思えば簡単に調べられるのですが、こちらでは『炭鉄港カード』で隠させて下さい。

 

国土交通省によると令和２年１１月時点での美唄ダムのダムカードの配布場所は下記の通り。

①美唄ダム管理事務所　平日９：００～１２：００
②空知総合振興局札幌建設管理部勇沢出張所　平日１３：００～１７：００
③アルテピアッツァ美唄　休館日を除く土日祝９：００～１７：００

 

以上の３ヶ所となっており、美唄ダム本体では平日午前中しか配布をしていない為、むしろ他の２ヶ所の方がハードルが低いと言えるかもしれません。

 

しかしながら、折角美唄に行ってダムカードを貰うのであれば、ダム本体へも足を運んでみるのも良いのではないでしょうか。
まずは概略地図を見てみましょう。

美唄インターチェンジを出て東側へと右折すると、美唄川に沿って道道１３５号線『美唄富良野線』をひたすらに東、そして北へ進んでゆくルートとなります。

美唄の東側はこのように山岳地帯となっており、かつては多くの炭鉱が所在していたことは歴史の紹介記事で説明をした通りです。
西側の農業主体の平野部と東側の山岳部の対照的な地形となっており、俗に『東美唄』エリアとも呼ばれています。
それでは、美唄ダムに至るまでの東美唄エリアの観光地も紹介してゆきましょう。

美唄ＩＣ出口から１．０ｋｍに所在するのが、美唄鉄道の旧東明駅です。

こちらでは蒸気機関車の国鉄４１１０形の車体が保存展示されています。

 

更に進んで１．９ｋｍ地点には土日祝のダムカード配布場所であり、美唄出身の彫刻家、安田侃の美術館であるアルテピアッツァ美唄があります。

廃校となった栄小学校の校舎を利用して広々とした緑の中に彫刻を配置する展示方法は、かなり『映える』のではないでしょうか。

 

ここから先は間隔が長くなってゆき、山道を進んでゆくと５．５ｋｍ地点に我路ファミリー公園があります。

こちらは安田侃作の『炭山の碑』で、閉山した美唄炭鉱を記念したモニュメントです。イベント広場としても使われているようですね。

我路ファミリー公園内には炭鉱の資料館である三菱美唄記念館もあり、郷土資料館とは別途、特に炭鉱の歴史に焦点を当てて紹介をしています。

また、公園の奥にはキャンプ場があります。

厳密には我路ファミリー公園の敷地内ではありませんが、道路向かいには美唄国設スキー場があります。
建物がかなり古びていて、大変失礼な話、最初に訪問した際には廃墟なのかと疑ってしまいましたが、令和２年３月まで通常営業をしている現役のスキー場です。

 

我路ファミリー公園を後にして、道道１３５号線の道なりに蛇行をしながら進んでゆくと、８．０ｋｍ地点に鮮やかなオレンジの構造物が見えてきます。

旧三菱美唄炭鉱の遺構の一部が保存された炭鉱メモリアル森林公園です。

石炭と炭鉱夫を上下動させる竪坑櫓が塗装して整備してあります。

ただ、クマ出没情報が各所に出されており、駐車場から遺構までの距離が離れている為、なかなかお薦めしづらいところがあります。

 

さて、道路整備の兼ね合いでこの辺りから砂利道が始まります。

かなり道が悪い場所が多く、山の中とはいえ停車をするのが憚られる道幅の場所では撮影をしていません。

工事中の箇所がかなり多い為、工事車両と事故にならないように注意して下さい。
初めて足を運ぶ場合には、かなり不安な気持ちにさせられますが、そのまま進んでゆくと１１ｋｍ地点に美唄ダム管理所のロータリーと駐車場があります。

駐車場の脇には『イエステーション 北章宅建 美唄ダム』の看板があります。
この看板と一緒に自撮りをしてハッシュタグを付けてＳＮＳに投稿をすると特典が･･･！なんてキャンペーンはハードルが高すぎるでしょうか。

美唄ダムのダム湖は『びばい湖』と命名されています。

それでは、美唄ダムの躯体の上を歩いてゆきましょう。

美しい湖面と青空、深緑と人工物のコントラストも美しいものです。

道道１３５号線は、１１月上旬～４月下旬までの間、美唄ダム管理所より奥が通行止めになっていますが、この道路自体が現在整備中であり、行き止まりとなっています。
元々は芦別市との間を東西に結ぶ道路なのですが、全面開通の予定は現在のところ令和４年となっています。

 

ダムの下側から見上げられる場所については、現在道路工事の工事用車両の出入口となっている為、ダムカードの制作の為に北海道から許可を得て立ち入りました。
こちらへの立ち入り可否についてはダム管理所へお問合せ下さい。

さて、今回はダムカードの紹介を兼ねて美唄ダムへの道のりを途中にある観光スポットも交えて紹介してゆきました。
『イエステーション 北章宅建 美唄ダム』としてのダムカードはネーミングライツ保持期間中の限定配布ですが、お一人で大量のダムカードを持ち帰って転売する等の行為はご遠慮下さい。

 

本記事はイエステーション：北章宅建の提供でお送り致します。
美唄の不動産売却・購入・賃貸・管理はイエステーション美唄店へ、石狩・空知・後志の不動産のよろず相談はイエステーション各店舗への依頼をお薦め致します。

細井 全