2021.08.20地域歴史情報 お役立ち情報
美唄市の地域観光情報 ~歴史・農産物・名物について~
美唄市は、国道・高速道路・JRが縦貫する交通の要所であり、札幌までは特急列車で35分で行けるため、アクセスも便利です。北海道中部の空知地方に位置し、山に囲まれた自然豊かな街並みは、ゆっくり深呼吸できるような癒しを与えてくれます。
今回は、そんな自然環境の中で作られた農作物や名物、ぜひ訪れてほしい観光施設のご紹介と、訪れる前に知っておきたい美唄市の歴史を紐解いていきます。
美唄市の歴史に触れる
まずは、美唄市の誕生から歴史を辿っていきましょう。
美唄市の誕生
1886年に上川仮道路が開通したことで、札幌方面から美唄への交通が可能になりました。その後1891年に屯田兵100戸が入植し、美唄市の前身である「沼貝村」が誕生します。1926年に「美唄町」へと改称され、1950年の市制施行により、現在の「美唄市」となりました。これは北海道の中で15番目の市制施行でした。
地名の由来
美唄(びばい)は、アイヌ語で「カラス貝」を意味する「ピパ」「ピバ」「ビバ」に「オ(多い)」「イ(沼)」を付けたいずれかの言葉が転訛したのが語源と言われています。美唄市の前身である「沼貝」は、このアイヌ語を意訳したものとされています。
歴史を辿る観光施設
美唄市郷土史料館
開拓から農業の発展、生活や文化の移り変わりなど、様々な時代背景を感じることができる展示や企画が催されています。
旧桜井家住宅
親子二代に渡って首長を務めた由緒ある桜井家の住宅です。敷地内には、当時のものを復元した屯田騎兵隊火薬庫や屯田兵屋が移築されており、市の指定文化財として無料開放されています。
美唄市の農産物
国内有数の穀倉地帯である美唄市は、北海道産ブランド米をはじめ、数多くの花卉や農作物を生産しています。
お米
「きらら397」や「ほしのゆめ」などブランド米をはじめ、品評会で北海道米初の金賞を受賞した高級米「おぼろづき」を生産しています。また、美唄産米で製造した「米粉」を利用したパンや麺、菓子類が次々に商品化されています。
グリーンアスパラ
栄養分豊富な泥炭土壌と雪の冷熱を利用した貯蔵法で作られた美唄産のグリーンアスパラは、太さ・食味・甘みが格別に違います。
ハスカップ
甘酸っぱい味と栄養価の高さで注目されているハスカップは、美唄市が収穫率日本一を誇っています。
農産物を楽しむ観光施設
アスパラ狩り
「うちやま農園」では、1年に2度の旬を迎えるアスパラの収穫体験を行っています。本州からの修学旅行生の受け入れや店頭販売なども積極的に開催しています。※2021年現在はWeb販売のみ実施
ハスカップ狩り
旬を迎える6~7月に、市内7か所にある農園でハスカップ狩り体験を行っています。
名物グルメに舌鼓
そのユニークさで〝日本7大焼き鳥″にも選ばれている「美唄焼き鳥」をはじめ、B級グルメが充実しています。
美唄焼き鳥
炭坑労働者が多く住んでいた昭和20年代半ば頃から愛され続けている美唄の代表的グルメ。鶏の様々な部位を一つの串に刺すという特徴的な焼き鳥です。
とりめし
北海道開墾に入植した農家から生まれた家庭料理です。ドライブインやお食事処など数店舗で提供していますが、味付けやレシピなどが異なるため、食べ比べをしてみるのはいかがでしょうか。
美唄やきそば
炭坑夫が手軽に食べられる商品として考案されたのがルーツとなり誕生しました。袋のまま手を汚すことなく直接食べられる革新的なスタイルは、長年愛され続けています。
絶対外せない観光施設はここ
美唄市で必ず訪れてほしいスポットといえば「安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄」です。
旧炭住街にあった旧美唄市立栄小学校は、1200人を超える多くの児童が通っていました。その広々とした校舎や体育館、周辺敷地を再整備して、美唄出身の世界的彫刻家・安田侃氏の彫刻作品約40点を配置し、芸術空間として再生させた施設です。自然の景観にマッチした美しい彫刻作品を眺めながら、のんびりとした落ち着いた時間を過ごすことができます。
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美唄店 小河 利也特に担当している岩見沢東部、三笠市、美唄市、奈井江町は地元という事もあり、細かな対応に自信があります。 不動産売買仲介のみならず、買取、賃貸仲介、管理等不動産に関する事はどのような事でもご相談ください。どうぞ宜しくお願いします。