惜しまれながらも、２０２０年の４月のラストランを最後に、北海道医療大学駅よりも北側の駅が廃線となった札沼線。そんな札沼線ですが、前回の記事にも触れたように、新たな新駅の誕生予定や、駅名の変更も予定されており、新しい一歩を踏み出しています。
さて、そんな札沼線ですが、沿線の駅には、有名な観光地がたくさんあることはご存知でしょうか？

今回の記事では、そんな札沼線沿線の観光地をいくつかご紹介するので、旅行や、お出かけの際に、ぜひご参考ください。

桑園駅周辺の観光スポット

札幌市北にある「桑園駅」は札沼線の他に、函館本線の乗り入れもあります。２路線乗り入れをしていることから、1日の乗客数も１万人を超えており、近年は、マンションも多く建設され、さらに利用人数の上昇が見込まれています。
そんな桑園駅の、東口駅前には、市立札幌病院、札幌市立大学桑園キャンパス、さらには、広大な敷地の北海道大学、札幌競馬場もあり、また、西口には大型ショッピングセンターも。マンション購入をされた方にとって、生活圏に大型ショッピング施設があることは、非常に助かりますよね。

さて、観光のおすすめスポットですが、桑園駅から徒歩９分の場所に「札幌市中央卸売市場　場外市場」があります。
食の宝庫北海道。なんと６０店舗のお店が、１０ブロックに連なっています。新鮮で安い食材が豊富にあり、場外市場の中にある食堂で、北海道の味覚に舌鼓できるのは楽しみの１つです。
食堂には、海鮮丼など中心の食堂から、中華料理、さらには、ラーメン屋まで様々です。
通信販売も行なっているので、公式サイトからお好みの食材を注文し、ご自宅で堪能できるのも、今ならではの楽しみ方ではないでしょうか。

石狩太美駅の観光スポット

桑園駅から北上をし、あいの里公園駅までは、比較的建物も多く、住宅地となっています。あいの里公園駅を通過し、石狩川を越えると、今までの情景とは打って変わり、田園風景となります。まさに、超ローカル線を感じることができるのではないでしょうか？
さて、石狩太美駅は、太美駅に変わります。そんな石狩太美駅の観光スポットと言えば、製菓メーカーのロイズふと美工場直売店です。
北海道には、各地に店舗を展開しているロイズ。ふと美工場直売店は、ガラス張りの外観で、中には、イートインスペースも完備しています。サイクリングや、ドライブの休憩地点としてもご利用になる方が多いそうです。
現在は、イートインスペースはクローズしているので、公式サイトなどで今後の再開等をチェックしてみてください。
２０２２年に「ロイズタウン駅」が開業予定となり、アクセスはロイズタウン駅が最寄りの駅となるでしょう。

国道３３７号線沿いにある道の駅

石狩太美駅から、徒歩１５分、タクシーで３分、国道３３７号線沿いにある北欧の風　道の駅とうべつ。
のどかな田園風景の中、突如、広大な敷地の北欧調のおしゃれな建物が表れます。
敷地内には、レストラン、直売所、特産物コーナー、広い広場も完備されており、地域の方のコミュニティの場所としても活用されています。
駐車場は、普通車３２台、大型車４４台分を完備。ドライブがてらにふらっと気軽に立ち寄れる施設も嬉しいですね。また、大型トラックや、観光バスでの買い物もゆったりと駐車することが可能です。
施設内には、キッズスペースや、授乳室も完備されているので、お子様連れのご家族にも配慮されている作りとなっています。テイクアウト店舗も充実しているので、店内飲食は・・・という方でもお好みのメニューが見つかりますよ。

車窓からの眺めも観光の醍醐味

ローカル線の醍醐味のひとつは、何と言っても車窓からの眺めです。札幌市を抜けたあとの、田園風景や、ローカル線ならではの電車の走行音、また、そこには人々が生活しているという背景。人々の生活をそっと車窓から見てみるのも素敵な思い出となりますよね。

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