2018.11.20お役立ち情報

大掃除にまつわる豆知識

そもそもどうして年末に大掃除をするの?

大掃除とはもともと、お正月に歳神様を迎える準備の意味がありました。歳神様は初日の出とともに現れ、その年の豊作や幸福をもたらしてくれる神様です。歳神様をお迎えするにあたり、家中のすすを払う「すす払い」という儀式が、のちの大掃除の原型になりました。

江戸時代には12月13日に掃除をするのが一般的だったと言われています。

12月13日は、「正月事始め」とされて婚礼以外のすべての事柄が吉となる日とされていました。その為、歳神様を迎える準備も、この日に始めるのが良いとされていたのです。

 

大掃除はいつまでに終わらせるべき?

お正月の準備を始める時期は地方により異なります。

たとえば関東なら12月8日、関西なら12月13日に始める家庭が多いです。年末の掃除も、お正月の準備に合わせて始めるのが良いでしょう。

お正月飾りの準備も含め、遅くても12月28日までに終わらせるのが良いとされています。

なぜ30日や31日までに終わらせるのではいけないのでしょうか?

 

歳神様は初日の出と共に訪れる神様です。神様をお迎えする直前まで準備をするのは失礼にあたると考えられていたため、少し早めに準備を終わらせるのが一般的とされています。ただし、30日は旧暦でいう「みそか」にあたり、末日と変わらないとされています。

 

お家にあるものでできる大掃除のコツ

赤ワインのシミ

カーペットや洋服に付いた赤ワインのシミは、ジンをかけて布なので吸い取りましょう。ウォッカやラムでもOK ですが、ワインよりもアルコール濃度の高いものを使ってください。

毛皮の汚れ

バナナの裏をこすって汚れを落とすとバナナに含まれるカリウムという成分が皮に浸透し傷などを目立たなくさせる効果があります。
バナナで汚れを落とした後は、濡れたふきんで拭きましょう。

木製品につけた傷や跡

ほんの少量のマヨネーズを布に取り傷や跡を取り除きたい部分にこすりつけると、含まれる油分やタンパク質が働きます。さらに、木が膨張するため、表面のひび割れを目立たなくさせる効果もあるそうです。

便器の掃除

便器の中にコーラや酢を注ぎ1時間置いたら、その後はブラシなどでこすって終了です。酸が汚れ落としに効きます。

冷蔵庫の嫌な臭い

冷蔵庫の中など臭いの気になるところには、コーヒーの粉を置いておけば臭いを吸着してくれます。

サビ落とし

ジャガイモを半分に切り、皮の付いていない部分を重曹に付け、そのままサビの部分にこすりつけましょう。ジ
ャガイモのシュウ酸と重曹が結びつき、サビを分解します。

水道周りなどの石灰かす

こびりついた石灰の白っぽいかすには、グレープフルーツの果汁と塩を合わせたものを絞って振りかけると効果的です。グレープフルーツの酸が石灰を溶かし塩がスクラブの役割を果たします。

銅製品のクリーニング

トマトケチャップは真鍮(しんちゅう)や銀製品も効果ありです。空気中の硫黄成分が変色の起こる原因となりますが、トマトに含まれる酸の成分が撃退します。

 

いかがでしたでしょうか。

家にあるものを使って掃除する事で、コストも抑えられるので是非一度お試しください。
いつもより丁寧な掃除をして、新年を気持ちよく迎えましょう(*^^)v

 

平成最後となる2018年も残す所、あと少しとなりました。

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