【入社10年目インタビュー】「問題ない」を鵜呑みにせず、 その先を想像する。
【入社10年目インタビュー】「問題ない」を鵜呑みにせず、 その先を想像する。

小河 利也おがわ としや
不動産流通部
岩見沢支社
統括店長(岩見沢店・美唄店)
不動産歴:2011年より 累計取引件数:売買取引件数 561件

Q . 10年を振り返って、ターニングポイントとなったお取引や業務を教えてください。
大雪の冬、落雪事故が教えてくれたこと。
この10年で最も大きなターニングポイントとなったのは、数年前に担当した買取物件での落雪事故です。売主さまから「これまでトラブルはない」と確認を取り、社内の稟議も通って買い取った物件でした。
しかしその冬は記録的な大雪。空き家になった物件から大量の落雪が発生し、隣家のカーポートと車庫を破損させてしまいました。
人が住んでいれば起きなかった事故ですが、「人が住んでいる状態」と「空き家になった後」はまったく別物。売主さまの言葉をそのまま受け取るだけでなく、「空き家になったらどうなるか」という視点で自分自身がもう一歩先を想像して確認すること——プロとして本当の状態を見極める目を持つことの大切さを、この痛い経験から学びました。
担当する岩見沢は雪の多いエリアだけに、今では落雪リスクは特に気を引き締めて確認するポイントになっています。
書面と言葉で、先回りして伝える。
この経験以来、買取・仲介を問わず物件の状況確認をより慎重に行うようになりました。また案内時には必ず物件ファイルを持参し、査定時のメモや光熱費の目安、売却理由なども含めてお客さまにお伝えするようにしています。
重要なポイントは書面でお渡しすることも徹底しており、後から見返せる形で残しておくことでお客さまに安心感をお持ちいただけると考えています。
認識のずれを防ぐためでもありますが、それ以上に、大切な売買の場面でお客さまが一人で不安を抱えないようにしたいという思いから来ています。
リスクや懸念点もきちんとお伝えした上で納得して進めていただく。それが、この仕事における誠実さの形だと思っています。
