【入社10年目インタビュー】物件と家財の整理が、 新しい人生をひらいていく。

Q. 自分なりの不動産業における“格言”を教えてください。
「家じまい」は、人生の節目に立ち会う仕事。
私が担当しているのは、売却が決まった一軒家の家財整理です。
住んでいた方が必要なものを持ち出した後、残された家財を引き受け、撤去・処分していきます。格言というほどではありませんが、仕事を続けていく中で感じているのは、家財の整理というのはその家に暮らした人の人生の節目に立ち会う仕事だということです。
部屋に入ると、額縁に飾られた賞状や写真から、どんな人が暮らしていたかが伝わってきます。10トン以上の家財が出ることもあり、それだけの量の背景にある人生の重みを、いつも感じながら作業しています。
直接お客さまとやり取りする機会は多くありませんが、残されたものを丁寧に扱い、次の使い手へきれいな状態で引き渡すことが、この仕事の誠実さだと思っています。
きれいになった現場が、次の売却を動かす。
この仕事の一番のやりがいは、やはり現場がきれいになった瞬間です。家財が残っていると、購入希望者も「この家を買ったらどう使えるか」をイメージしにくいものです。私たちが早く家財整理を終えられれば、その分早く物件を売り出せます。
その流れを止めないことが、この仕事の責任だと思っています。
そのために、効率よく家財を運び出せるクレーン付きトラックの免許をとったり、チームで部屋ごとに段取りを組んで動いたりと、いかに早く、よりきれいに仕上げるかを常に考えています。
個人情報の書類は責任を持って処分し、ボイラーや備え付けのストーブなど住宅設備の取扱書類は部屋を一通り確認しながら見つけ出し、次の方へ引き継ぎます。片付けが完了した現場を見る達成感は、何物にも替えられません。
