Vol.8石狩店
不動産市況:石狩市(検証月 2023年11月)
■検証月:2023年11月
■報告担当:古木篤広
■所属店舗:石狩店
■担当地域:石狩市南部(花川、樽川、緑苑台、花畔)
不動産売却中物件数(石狩市)
土地 201件(前月比 – 8件)
戸建 142件(前月比+ 6件)
マンション 0件(前月比+ 0件)
合計 343件(前月比- 2件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・地域住民の高齢化、地域相場の高騰もあり売却相談は増えています。
・特に冬前に売りに出したい、できれば積雪時期の前に売り切りたい売主様の声が多い時期でした。
・そういった中で売出中物件の成約が長期化する傾向があり、販売価格の改定が目立ちました。
・不動産所有者の年齢構成の変化が、潜在的な不動産売却ニーズを引き上げていると感じます。
買主様の動き、雰囲気、感触
・今年度の成約件数は土地、戸建共に例年より1~2割程度減っており市場在庫数は増えています。
・札幌と比較すると価格が落ちるので、中古住宅で予算を下げて探す方、住宅建築に予算を掛けたい方への需要があります。
・石狩はファミリータイプの賃貸が少ないので、借りている賃貸住宅で手狭になった方から多くお問い合わせをいただきます。
・若年層のお客様も多く、その場合は必然的に住宅ローンも併せての提案を求められます。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・直近の傾向として新規販売物件より成約件数が少なく、市場の物件が増加傾向にあります。
・市場在庫数 土地130件(500万円以下の廉価な土地除く)、中古住宅130件といった現状です。
・建築資材の高騰から新築へ踏み切れる層が以前より限られ、親からの資金援助や二世帯での購入を検討される方が増えています。
・買主様のニーズに合致している物件、成約相場の範囲で売出している物件は、比較的早期に成約に至っています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
石狩地区はここ数年で価格がかなり高騰しました。直近では価格が落ち着いてきていますが、インフレ傾向で価格がさらに上昇するのか、需給バランスで供給過剰なことから価格が下落するのかは予測が難しいところです。現在の市場在庫数からするとしばらく価格は落ち着くと思います。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
著者
石狩店 古木 篤広過去の経験や知識を活かして、お客様のお悩みや不安を解消する、最善と思われるご提案をさせていただきます。 お住替えや不動産売却などのお取引を通じて皆様のお役に立てるよう頑張ります。 不動産に関するご相談お待ちしております。
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