Vol.521岩見沢店
不動産市況:岩見沢市東部、三笠市(検証月 2025年7月)
■検証月:2025年7月
■報告担当:小河利也
■所属店舗:岩見沢店
■担当地域:岩見沢市東部(中央通より東側)、三笠市
不動産売却中物件数(岩見沢市)
土地 277件(前月比+ 18件 前年比+ 27件)
戸建 165件(前月比+ 9件 前年比+ 21件)
マンション 11件(前月比+ 3件 前年比+ 6件)
合計 453件(前月比+ 30件 前年比+ 54件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・ご自宅での暮らしに不安を感じ始めたシニア層を中心に、「自立できるうちに住み替えたい」「家族に迷惑をかけないように」といった前向きな相談が増えています。
・建物の老朽化や管理の手間を理由に、「そのままで売却できないか」といった相談も多く、近年の解体費上昇が、売却方針の見直しを促す要因になっています。
・今すぐの売却ではなくとも、「どれくらいの価値があるのか知っておきたい」「将来の選択肢を広げておきたい」と、資産確認としての査定依頼が増えています。
・令和6年の相続登記義務化をきっかけに、名義人不明や共有状態だった不動産の見直しが進みつつあり、整理が進んだことで売却へ動き出す方も少なくありません。
買主様の動き、雰囲気、感触
・お子様の成長に伴い、学区選びや登下校の安全性を優先する声が増えており、信号や歩道といった細かな通学環境まで気にされる傾向が強まっています。
・供給過多の状況を受け、購入者は「焦らずじっくり選びたい」という姿勢にシフトしており、内覧してもすぐに決めずに比較・再検討されるケースが目立っています。
・電気・灯油などの価格上昇を背景に、冬季のランニングコストを抑える観点から「外壁・窓の断熱性能」や「暖房方式」などを詳細に確認される方が増加しています。
・「新築の高騰に予算が追いつかない」「既存住宅の方が好みに近づけられる」といった理由から、中古物件に手を加え、理想の空間をつくるスタイルが浸透しつつあります。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・「構造の信頼性」や「耐震性能の基準」といった観点が、判断材料となるケースが増えています。昭和57年以前の建物においては、土地としての提案が有効となる場面も見受けられます。
・一方で、築年数が古くても、定期的なメンテナンスやリフォーム履歴が明確な住宅については前向きな検討につながる傾向があります。
・築20年前後で外装・設備の状態が良い住宅は、住宅ローンの利用を前提とする購入層から高評価を受けており、公開直後から早期に申し込みが入るケースが目立ちます。
・また近年は、相続によって取得した不動産について「どう活用すべきか」「いつ手放すべきか」といったご相談が増加傾向にあり最適な選択肢をご案内しています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
季節が移り変わるこの時期、「雪が降る前に売っておきたい」と動き出す方が増えてきます。それに伴い、売却物件が一斉に市場に出るため、他の物件と競合する側面もあります。また、地価の緩やかな下落が続いており、売却タイミングが結果を左右するケースも少なくありません。後悔のない売却を実現するためにも、まずは一度、お気軽にご相談ください。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
報告担当

【不動産歴】
2011年より 【累計取引件数】
売買取引件数 525件
岩見沢店 小河 利也特に担当している岩見沢東部、三笠市、美唄市、奈井江町は地元という事もあり、細かな対応に自信があります。 不動産売買仲介のみならず、買取、賃貸仲介、管理等不動産に関する事はどのような事でもご相談ください。どうぞ宜しくお願いします。
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