Vol.613岩内店
不動産市況:岩内町、共和町、倶知安町、ニセコ町、泊村(検証月 2025年10月)
■検証月:2025年10月
■報告担当:梅津大樹
■所属店舗:岩内店
■担当地域:岩内町、共和町、倶知安町、ニセコ町、泊村
売主様の動き、雰囲気、感触
・北海道の10月は気温の低下と初雪の便りもあり、秋から冬へと季節が移り変わる時期となりました。先月同様、ご売却のご相談件数は増加傾向にあります。
・何かと話題にあがる、ニセコ、俱知安方面については、相場上昇を見込んで、「今の価格を知っておきたい」というご相談が多くなってきました。
・岩内方面は倶知安ほど高騰が進んでいないため、適正な価格で売却できるうちに手放したい、冬前に売却したいといった従来どおりのご相談が多いようです。
・以前は売主様ご本人が中心となって進めるケースが多かったものの、昨今は、離れて暮らすご家族が帰省時などに相談へ関わり、意思決定をサポートする姿が増えています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・ニセコや倶知安エリアの高騰により、購入検討者の視点が外縁部へ移行。これまで候補に挙がりにくかった余市町などへの再検討層が増えています。
・倶知安周辺の物件については、問い合わせ層が全国化し、「ローカル市場」から「全国型市場」へと市場構造が変化しています。
・「倶知安が高ければ岩内も見る」という二拠点比較型の物件選びが定着。一つの問い合わせから複数町で同時検討されるケースが増えてきています。
・岩内は地元購入希望者のニーズはあるものの、供給が極端に不足。水面下で情報を求める動きが見られます。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・倶知安の売買熱が冷める気配はなく、物件が出ればすぐに注目が集まる状況が続いています。これにより、視線が周辺エリアへと広がり、地域全体で物件探索が進み始めています。
・このため直近の売り出しでは、これまでの価格感を覆す動きが顕著です。「築年数よりロケーション」が価値を左右する市場へと変化しています。
・また、岩内町にも札幌圏の不動産会社が参入し始め、従来ローカル色の強かった市場でも販売手法や情報発信が多様化し、地域市場に新たな競争軸が生まれています。
・倶知安の高騰が周辺地域へ波及し、地価上昇が「商圏の再編」を引き起こすなど、これまでの常識では語れない「エリア価値の再分布」が起きています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
10月も終わり、今年のうちに動き出したいというご相談が増えてきました。不動産売却で大切なのは「いくらで出すか」だけではなく、「どう見せて、どう届けるか」です。価格が妥当でも、伝わり方が弱ければ売れ残ることもあります。「今の売り方で良いのかな」と感じたら、一度ご相談ください。無料で見直しのアドバイスをさせていただきます。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
報告担当
【不動産歴】
2013年より 【累計取引件数】
売買取引件数 849件
岩内店 梅津 大樹不動産の売買では、高く売れるか等、金銭的な部分にだけ目が行きがちですが、不動産は定価がなく、不動産会社は、売主様が所有する不動産を、仲介業務という形で、間接的に、買主様に売却する仕事です。つまり、弊社で不動産を仕入れする訳ではありませんので、売主様から伺った情報、買主様へ受け渡す(伝達する)というのが、主な業務となります。 不動産会社は、営業会社になりますので、「売り上げ至上主義」や「気合・努力・根性」の業界ですが、弊社は、取引の安全性や、情報伝達の正確性に重きをおいております。 安心して、不動産売却をお任せ頂けるよう、心掛けておりますので、不動産売却を検討中のお客様に置かれましては、弊社へのご依頼も、ご一考頂けますと幸いです。
この担当者の紹介ページ この担当者がいる店舗のページ