Vol.111岩内店
不動産市況:岩内町、共和町、倶知安町、ニセコ町、泊村(検証月 2024年3月)
■検証月:2024年3月
■報告担当:梅津大樹
■所属店舗:岩内店
■担当地域:岩内町、共和町、倶知安町、ニセコ町、泊村
売主様の動き、雰囲気、感触
・倶知安町周辺は、価格高騰が続いているため、今売る必要性を感じないためか、例年より、ネット査定のご依頼が減少しているように感じます。
・岩内町、共和町に関しては、継続して売却のご相談を頂戴しております。
・例年通り、冬場の除排雪で苦労されている方が多いようです。
・売却検討理由としては、遠方からの相続不使用、資産処分が多くなっています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・賃貸・売買ともに、俱知安町は、価格高騰と供給数が少ないため、需要が周辺町村に波及しております。
・俱知安町の賃貸は家賃が高いため、岩内・余市等周辺町村でのお部屋探しを検討される方も増えました。
・但し、1000万円以下の物件は不足しています。お問い合わせはあるので、探している方はいるようです(岩内・共和)。
・例年1月~3月位の冬季は、積雪のため購入検討者様の動きが鈍ります。
・そんな中でも、土地が広い・築古でも修繕歴多数・海が見える等、特徴のある物件は、希少価値があり反響はございます。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・1000万円以下の手頃な住み替え用物件は不足傾向です(岩内・共和)。
・そのような物件の不足や、地震・物価上昇・冬季という季節要因もあり、市場全体の売買の動きは鈍いのが現状です。
・倶知安地域は、2~3000万円台の割高な中古物件も広告掲載が無くなり、1億単位の高額物件しか掲載がない状況です。
・札幌圏の不動産業者同士の競争が激しく、札幌圏の流通も停滞気味なため、それらの業者が地方に流入しています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
今すぐではなく将来的な売却相談も歓迎ですので、お気軽にご相談下さい。岩内町、共和町周辺では、俱知安町の高騰が良い影響として波及しておりますが、半年~1年で相場が倍になった等の極端なものではありません。
不動産は、所有しているだけでは価値を生まず、特に建物がある場合、老朽化や倒壊が懸念されます。アスベスト処分費の加算等、解体費用も年々上がっているため、いずれかの段階で見切りをつけて売却を検討される事をお勧め致します。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
著者
岩内店 梅津 大樹小樽生まれ、小樽育ちです。 自身で不動産購入と売却を行った経験もあり、売りタイ方・買いタイ方のお気持ちに寄り添ったご提案をできればと思い、日々活動しております。今後はより一層地域に密着して活動して参ります。 不動産のお困り事は、私、梅津にお任せ下さい。
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