Vol.110後志店

不動産市況:余市町、仁木町、古平町、積丹町(検証月 2024年3月)

■検証月:2024年3月
■報告担当:梅津大樹
■所属店舗:後志店
■担当地域:余市町、仁木町、古平町、積丹町

売主様の動き、雰囲気、感触
・長い冬も終わりが見え始め、ネット査定のご依頼が増えてきました。
・昨年に査定のご対応をしたお客様からも再度、具体的にお話を進めたい等の連絡を頂いています。
・毎年の冬の苦労を考え、今年こそは不動産の処分に踏み切ろうというお問合せも増えております。
・売却検討理由としては、遠方からの相続不使用、資産処分の相談が多く見られます。

買主様の動き、雰囲気、感触
・長い冬も終わりが見え始め、内覧ご希望のお問合せが増えてきました。
・倶知安町の賃貸需要も戻り、俱知安町内の集合住宅は賃料が高止まり、法人貸しのみの募集も多く、余市方面も視野に入れたお部屋探しのお客様が増えています。
・余市町でお探しの方は一定数いますが、1000万円以下で状態の良い住み替え用物件は不足しています。
・例年1月~3月頃の冬季は、積雪のため購入検討者様の動きが鈍ります。
・但し、土地が広い・築古でも修繕歴多数・海が見える等、特徴のある物件は希少価値があり反響はございます。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・余市町では1000万円以下で状態の良い、手頃な住み替え用物件は不足気味です。
・上記のような物件不足や、地震・物価上昇等の影響、冬季という季節要因もあり、市場全体の売買の動きは鈍い印象です。
・昨年から物件が売れにくくなっている事もあり、余市町内の戸建の市場在庫数は、直近5年程でも最多となっております。
・札幌圏では不動産業者同士の競争が激しく、流通も昨年に続き停滞傾向のため、札幌圏業者が地方に流入しています。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
市場在庫数は過去最多を継続していますが、定期的に価格を下げる等、途中で軌道修正した物件は少しずつ売れています(購入検討者様は都市部より少ないですが存在します)。物件が多いのは高くて売れていないからで、ネットに掲載され続けているのも、売れていないからです。現状は買い手市場のため、数少ないお客様の目に留まるよう定期的に価格を改定する、また今後売り出すお客様には、相場相応の価格での早期売り出しをお勧め致します。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。

著者
不動産市況:余市町、仁木町、古平町、積丹町(検証月 2024年3月)

後志店 梅津 大樹小樽生まれ、小樽育ちです。 自身で不動産購入と売却を行った経験もあり、売りタイ方・買いタイ方のお気持ちに寄り添ったご提案をできればと思い、日々活動しております。今後はより一層地域に密着して活動して参ります。 不動産のお困り事は、私、梅津にお任せ下さい。

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