Vol.595岩内店
不動産市況:岩内町、共和町、倶知安町、ニセコ町、泊村(検証月 2025年9月)
■検証月:2025年9月
■報告担当:梅津大樹
■所属店舗:岩内店
■担当地域:岩内町、共和町、倶知安町、ニセコ町、泊村
売主様の動き、雰囲気、感触
・朝晩の涼しさが戻り、季節の変わり目を感じる9月。例年同様、夏以降に持ち越されていた売却相談が再び増加傾向にあります。
・ご家族間で今後の進め方を話し合われる時期でもあります。特に冬場の維持管理を避けるため、早期売却のご決断が増えています。
・秋以降は市場の動きが鈍る前に確実に進めたいという意向から、当社による直接買取を選ばれるお客様も増加。年内完了を希望される方が目立ちます。
・地方ではご高齢の所有者様が多く、遠方に住むお子様やご家族がサポート役として関わるご相談が一般的になりつつあります。
買主様の動き、雰囲気、感触
・倶知安町では地価の上昇が続いており、「同等の予算でより広い土地を」と、周辺エリアへ視野を広げる動きが顕著です。
・内外からの移住・投資ニーズも継続しており、観光地としてのブランド力が周辺地域への波及を後押ししています。
・岩内町では、地元の方に加え、倶知安やニセコ方面の相場を見て「同予算なら岩内で」と検討される方が増加中です。
・一方、岩内では販売中の物件数が少なく、供給が追いついていない状況が続いています。今後、売却を検討される方にとっては好機といえる環境です。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・倶知安町周辺では依然として売買が活発で、新規売り出しが相次いでいます。札幌圏からも販売活動が行われております。
・倶知安町内では築40年以上の住宅でも3000〜4000万円台での売り出しが見られ、他地域と比べても価格水準の高さが際立ちます。
・近隣の岩内町でも、札幌圏の不動産会社による参入が進み、これまで地場中心だった市場に新たな流れが生まれています。
・倶知安の相場高騰を受け、京極町・喜茂別町など、広範囲のエリアでも新規取扱いが増加しています。もはや「倶知安圏」としての不動産市場が形成されつつあります。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
9月も終わり、今年も残りわずかとなりました。最近は「他社で売り出していたが反響が少ない」とご相談を受けることが増えています。広告方法や発信の仕方で結果は大きく変わります。売却が長引いている方も、ぜひ一度ご相談ください。地域の特性を踏まえ、効果的な販売方法をご提案いたします。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
報告担当

【不動産歴】
2013年より 【累計取引件数】
売買取引件数 842件
岩内店 梅津 大樹不動産の売買では、高く売れるか等、金銭的な部分にだけ目が行きがちですが、不動産は定価がなく、不動産会社は、売主様が所有する不動産を、仲介業務という形で、間接的に、買主様に売却する仕事です。つまり、弊社で不動産を仕入れする訳ではありませんので、売主様から伺った情報、買主様へ受け渡す(伝達する)というのが、主な業務となります。 不動産会社は、営業会社になりますので、「売り上げ至上主義」や「気合・努力・根性」の業界ですが、弊社は、取引の安全性や、情報伝達の正確性に重きをおいております。 安心して、不動産売却をお任せ頂けるよう、心掛けておりますので、不動産売却を検討中のお客様に置かれましては、弊社へのご依頼も、ご一考頂けますと幸いです。
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