■検証月：2024年8月
■報告担当：小林康之
■所属店舗：岩内店
■担当地域：後志管内南部（蘭越町、黒松内町、寿都町、京極町、喜茂別町、真狩村、留寿都村）

売主様の動き、雰囲気、感触
・もともとの世帯数が少ないため、売り出し物件は多くはなく供給は限定的です。
・高齢の方も多いので、雪かきの負担を理由に住み替えを考える方が多いです。
・お問い合わせが鈍くなってきており、もう今年の冬は売却をあきらめて、今の家で過ごすことを選択した方も多いのかもしれません。
・倶知安・ニセコにおける地価高騰の影響が波及し、需要の高まりを意識されている方が増えてきました。

買主様の動き、雰囲気、感触
・価格の上昇を受け入れる反面、古い物件にはそれほど反響が多く集まりません。
・物件と価格のバランスをしっかり見られているように思われます。
・住み替え用の物件や社宅などを探している方は多いイメージです。
・外国人のお客様による不動産購入は引き続き堅調です。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・1000万円以下の物件は動きが非常に速い印象です。
・不動産需要はありますが、物件の状態に対して価格が高すぎると判断されると売れづらいため注意が必要です。
・売却相談は減ってきており、次の冬も今の家で過ごす覚悟が感じられます。
・倶知安町・ニセコ町に次いで京極町・蘭越町での動きが多いです。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
京極町の価格は落ち着き、これ以上高くはならないと思われます。また、これから冬に向けて物件の出現は減るものと予測されます。真狩村・喜茂別町などでは、価格が高く売れ残っている物件の値下げがあるのではないかと思います。秋に向けても不動産市場を注視し、相場の動向を見ながらご提案していく所存です。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。