Vol.401岩内店
不動産市況:後志管内南部(検証月 2025年1月)
■検証月:2025年1月
■報告担当:小林康之
■所属店舗:岩内店
■担当地域:後志管内南部(蘭越町、黒松内町、寿都町、京極町、喜茂別町、真狩村、留寿都村)
売主様の動き、雰囲気、感触
・豪雪地域のため、冬の間は市場の動きが鈍く、売却活動が本格化するのは雪解け後となる傾向があります。
・相続した不動産の管理が難しくなり、手放すことを検討される方が後を絶たず、ご相談が増え続けています。
・外国人投資家の需要を見込み、より高値での売却を希望されるお客様もおり、市場の変化に注目が集まっています。
・除雪の負担が年々増し、維持が難しくなったことを理由に、売却を考える方が多くなっています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・外国人のお客様からの問い合わせが増えており、特に投資目的やセカンドハウスとしての購入を検討されるケースが目立ちます。
・冬の時期は仕事や趣味に時間を取られる方が多いのか、全体的に集客が落ち着く傾向にあります。
・企業の社宅や社員寮としての利用を考えたお問い合わせも多く、法人向けの需要が安定しています。
・仲介業者を通さず、個人間売買で物件を購入されるケースも増えており、売主・買主双方の直接取引に関する相談が寄せられています。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・雪解けの時期を迎えると、新規の売り出し物件が増えると予想され、市場の動きが活発になる見込みです。
・現在、供給よりも需要が上回っている状況が続いており、適正価格での売却であれば比較的短期間で成約に至るケースが多くなっています。
・ニセコから距離が離れるほど、物件への関心が薄れ、反響の数も減少する傾向が見られます。
・この地域は降雪量が多いため、冬季は売買活動が鈍化しやすく、本格的な取引は雪解け後に活発化する傾向にあります。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
今年も昨年同様、需要が供給を上回り、不動産市場は品薄状態が続くと予想されます。価格の上昇傾向も続いており、地域に住む購入希望者にとっては、予算面で購入をためらう場面が増えるかもしれません。一方で、高値での売却を検討される方にとっては好機となる可能性もあります。ぜひお早めにお問い合わせください。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
著者
岩内店 小林 康之不動産業に携わる者として公正で安全な取引を心がけ、お客様の立場に立って最善の方法をご提案いたします。 一緒に住まいの華を咲かせましょう。
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