■検証月：2025年8月
■報告担当：赤井圭一
■所属店舗：栗山店
■担当地域：栗山町、由仁町、夕張市

売主様の動き、雰囲気、感触
・「冬を迎える前に整理したい」というご相談が増えています。冬の管理負担を避け、年内に区切りをつけたいという思いが背景にあります。
・相続を機に不動産に悩む方が増加しており、特に遠方にお住まいの所有者様からは、冬場の管理が難しいことを理由に売却や買取を希望されるケースが目立ちます。
・通院や買い物といった生活利便性を重視し、札幌圏や高齢者住宅への住み替えを検討される方が増えています。売却と移転を同時に相談されるケースが多く見られます。
・ご家族が代理で売却を進める場合には、できるだけ簡単に完了したいというご要望が多く、手続きや現地対応を省力化できる方法への関心が高まっています

買主様の動き、雰囲気、感触
・動線や設備の整った比較的新しい住宅は、子育て世代を中心に「快適に暮らせる家」として根強い支持を集めています。
・小学校近くの物件は、通学環境を重視するご家庭に好まれ、既存住宅だけでなく新築用地としての需要も高まっています。
・家庭菜園や複数台駐車など、日常を広げる使い方ができる広い敷地は人気があり、雪処理のしやすさも購入判断に影響しています。
・築40年前後の物件でも、立地や構造がしっかりしていれば、リフォームを前提に賃貸や店舗などへ転用する動きが見られます。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・生活の質を重視する方が増えており、築20年前後で日常設備が充実した住宅は「そのまま暮らせる安心感」から注目されています。
・新築価格の上昇を受け、同じ予算で広さや立地を優先できる築浅中古住宅が「納得感のある選択肢」として選ばれやすくなっています。
・実需だけでなく、将来の資産運用を見据えた投資ニーズも強く、地域外からの問い合わせが活発に寄せられています。
・金利動向への警戒感から「条件が合えば早めに決断する」という傾向が強まり、市場の回転を支える一因になっています。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
住宅ローン金利の上昇を受け、「今のうちに購入したい」と動かれる方が増えています。そのため中古住宅への関心も高まり、築年数やエリアを問わず条件に合う物件には、早い段階で反響が集まる傾向があります。
当社では、地域の取引状況やお客様ごとの事情を踏まえて査定を行い、売却につながるご提案を心がけております。まずはお気軽にご相談ください。最適な売却プランを一緒に考えてまいります。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。