Vol.618小樽店
不動産市況:小樽中央(検証月 2025年10月)
■検証月:2025年10月
■報告担当:小林康之
■所属店舗:小樽店
■担当地域:小樽中央(花園、入船、松ケ枝、最上)
不動産売却中物件数(小樽市)
土地 360件(前月比+ 8件 前年比+ 10件)
戸建 290件(前月比+ 4件 前年比- 5件)
マンション 86件(前月比- 3件 前年比± 0件)
合計 736件(前月比+ 9件 前年比+ 5件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・「雪が降る前に整理したい」という声が増えています。年内の契約を目指すご相談が目立ちます。
・時間をかけずに現金化したい、冬越しの費用やリスクを減らしたいという理由から、仲介よりも確実な買取を選ばれる傾向があります。
・一方で、来春以降の動きを見据える方も増えています。「雪が解けてから本格的に売りたい」と、準備を進めるご相談も多く寄せられています。
・相続をきっかけとした、売却相談も引き続き多く見られます。空家整理や資産見直しを早めに進める動きが広がっています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・外国の方からのお問い合わせが増加しており、観光・投資・移住など、目的も多様化しています。
・天狗山周辺エリアは、景観と利便性のバランスが取れていることから人気が高く、観光地としての魅力に加え、居住地としての注目度も上がっています。
・民泊を視野に入れた購入相談も引き続き多く、建物の構造や立地条件から、運営可能かどうかを具体的に確認されるケースが増えています。
・近隣地区間での住み替え希望の動きもあり、古い住宅を売却してより利便性の良いエリアへ移るなど、ライフステージに合わせた動きが見られます。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・全体的に成約ペースが続いており、供給よりも需要が上回る状況から、市場在庫は減少傾向にあります。売却の検討時期としては、良いタイミングといえます。
・特に外国人購入者の増加が目立ち、観光地周辺や利便性の高いエリアでは、国内需要を上回る勢いで取引が進む場面も見られます。
・一方で、マンションの問い合わせは落ち着いており、戸建や土地に人気が偏る傾向が見られます。
・市場には昭和築や平成初期など古い建物の売り出しが増えており、現況での販売やリフォーム提案など、販売戦略の工夫が求められる時期に入っています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
外国人の需要は一時的な側面もあるため、今後も継続するかは不透明です。しかし現状の小樽市内では、物件数よりも購入希望者の方が多い状況が続いており、需要と供給のバランスから見ても価格は上昇傾向にあります。特に立地や眺望の良い物件は関心が高く、売却を検討されている方にとっては好機といえるでしょう。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
報告担当
【不動産歴】
2001年より 【累計取引件数】
売買取引件数 1067件 賃貸仲介件数 1000件
小樽店 小林 康之弊社は数ある不動産会社の中からお客様に選んでいただくために、マーケティングやブランディングなど常に改善を行っております。自分自身もそんな会社に負けないようにアップデートし学び続け、お客様との信頼関係を作るよう努力し、その輪を広げて行きたいと考えております。
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