Vol.588小樽店

不動産市況:小樽市北部、西部、中央(検証月 2025年8月)

■検証月:2025年8月
■報告担当:枝久保良太
■所属店舗:小樽店
■担当地域:小樽市北部(手宮、高島周辺)、西部(長橋、幸、オタモイ周辺)、中央(富岡、稲穂周辺)

不動産売却中物件数(小樽市)
土地  352件(前月比+  6件 前年比-  1件)
戸建  294件(前月比+ 12件 前年比+ 22件)
マンション  83件(前月比+ 7件 前年比+ 14件)
合計  729件(前月比+ 25件 前年比+ 35件)
※アットホーム数値より

売主様の動き、雰囲気、感触
・冬まで間近な季節となり、急ぎでご売却をしたいというご相談が増えております。
・小樽周辺では「子育てを終えて住まいを見直したい」「暮らしに合った環境へ移りたい」といった生活段階の変化から、売却や住み替えを検討される方が増えています。
・雪や建物管理の負担を背景に、「次の冬までに整理しておきたい」との声が多く、管理のしやすい物件や立地への移転ニーズが高まっています。
・ご高齢の方が施設へ移られる際に、ご家族が中心となって売却を進めるケースが目立ち、生活環境の変化が不動産整理の契機になっています。

買主様の動き、雰囲気、感触
・住宅ローンをご利用してご購入される方が減少傾向で、現金でご購入されるケースが増えております。
・不動産の用途は「住む」だけに限られず、趣味の拠点や小規模ビジネスの場、長期滞在型の拠点など、多目的に活用されるケースが目立っています。
・購入前の判断材料としては、ネットや資料よりも実際に現地を訪れ、環境や空気感を自分の目で確かめるスタイルが主流になりつつあります。
・小樽ならではの港町の景観や古い建物の佇まいを「価値ある資産」ととらえ、再生や保存を前提に購入を検討する動きが広がっています。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・観光都市ならではの特徴として、駅周辺や観光地近隣では宿泊施設やセカンドハウスを視野に入れた購入相談が増えており、観光需要が不動産市場を下支えしています。
・購入層の広がりが鮮明で、物件の大きさや築年数を問わず、首都圏や海外からの問い合わせが増え、多様な需要が小樽市場を活性化させています。
・購入判断では価格だけでなく、管理費や修繕積立金といった維持負担を重視する動きが強まっており、「持ち続けられるか」が重要な基準になっています。
・中心部から離れていても、広い土地や複数台駐車場など生活利便性を備えた住宅は人気が高く、むしろ実用性を重視する層により早期成約につながるケースが目立ちます。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
いつもご覧いただきありがとうございます。不動産の市況は1か月で大きく変わるものではありませんが、最近では海外のお客様によるご購入が少しずつ増えてきていると感じます。反対に、若い世代で住宅ローンを利用して購入される方は減少傾向にあり、需要のバランスに変化が見られるようになってきました。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。

報告担当
不動産市況:小樽市北部、西部、中央(検証月 2025年8月)

【不動産歴】
2015年より
【累計取引件数】
売買取引件数 781件

小樽店 枝久保 良太私は生まれも育ちも小樽です。愛着あるこの地域に貢献したいと考え日々仕事に取り組んでいます。 ここ小樽でも人口が年間約2000人ずつ減少している現状がありますが、観光入込客数が2025年には800万人を超えるなど明るい話題もあります。 環境変化は止まりませんが、どの時代でも対応する方法はあると感じます。絶えず変化する中でも不動産取引が活性化していくよう、地域の情報に詳しくなり、学びや経験から得た知識を元に適切なご提案させていただければと思います。

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