Vol.652小樽店

不動産市況:小樽市北部、西部、中央

■検証月:2025年11月
■報告担当:枝久保良太
■所属店舗:小樽店
■担当地域:小樽市北部(手宮、高島周辺)、西部(長橋、幸、オタモイ周辺)、中央(富岡、稲穂周辺)

不動産売却中物件数(小樽市)
土地 364件(前月比+ 4件 前年比+ 15件)
戸建 287件(前月比- 3件 前年比- 15件)
マンション 78件(前月比- 8件 前年比- 14件)
合計 729件(前月比- 7件 前年比- 14件)
※アットホーム数値より

売主様の動き、雰囲気、感触
・年内整理の動き。気持ちを軽くして新しい年を迎えたいという心理が、売却検討の背景にあります。
・住まいの見直し需要。家の大きさや立地を見直す方が増えています。ライフステージに合った住まいへ移行する動きが広がっています。
・冬を見据えた早期行動。冬前から動き出す方が増加しています。平坦地や利便性の高いエリアなど、維持しやすい環境への関心が高まっています。
・ご本人以外の家族主導の売却。ご家族が中心となって売却を進める事例が増えています。

買主様の動き、雰囲気、感触
・自己資金での購入を選ぶ層が増え、取引スピードが重視されています。条件が合えば早期に話が進むケースが目立ちます。
・多目的利用を前提とした物件選びが広がっています。用途を限定せずライフスタイルに合わせて使える不動産への関心が高まっています。
・現地での体感を重視した購入判断が増えています。街の雰囲気や周辺環境を実際に確かめた上で検討する姿勢が強まっています。
・小樽の歴史的建築などを資産として再評価する動きがあります。単なる建物ではなく、文化的価値を次世代につなぐ視点で選ばれているようです。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・小樽の観光資源の豊富さを背景に、居住・投資・宿泊など多目的な活用を想定した需要が拡大。観光需要が不動産市場の安定要因となっています。
・このように小樽では、買い手が国内外からと広がっています。幅広い物件に関心が集まり、地域内需要にとどまらない動きが見られます。
・一方で、価格よりも、管理費や修繕積立金などを含めた、維持のしやすさを見極める姿勢が強まり、長期保有を前提とした判断が主流になっています。
・実用性の高い住宅は郊外でも成約が早いようです。条件が合えばスピーディーに成約へ進む傾向があります。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
冬になると、雪のない時期に比べて不動産のお問い合わせは少し落ち着きますが、それでも住まいを探している方はいらっしゃいます。「冬だから動かない方がいいのかな」と迷われている方も、どうぞご安心ください。ご売却をお考えでしたら、まずはお気軽にお問い合わせいただければと思います。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。

報告担当
不動産市況:小樽市北部、西部、中央

【不動産歴】
2015年より
【累計取引件数】
売買取引件数 791件

小樽店 枝久保 良太私は生まれも育ちも小樽です。愛着あるこの地域に貢献したいと考え日々仕事に取り組んでいます。 ここ小樽でも人口が年間約2000人ずつ減少している現状がありますが、観光入込客数が2025年には800万人を超えるなど明るい話題もあります。 環境変化は止まりませんが、どの時代でも対応する方法はあると感じます。絶えず変化する中でも不動産取引が活性化していくよう、地域の情報に詳しくなり、学びや経験から得た知識を元に適切なご提案をさせていただければと思います。

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