Vol.611小樽店

不動産市況:小樽市北部、西部、中央(検証月 2025年10月)

■検証月:2025年10月
■報告担当:枝久保良太
■所属店舗:小樽店
■担当地域:小樽市北部(手宮、高島周辺)、西部(長橋、幸、オタモイ周辺)、中央(富岡、稲穂周辺)

不動産売却中物件数(小樽市)
土地  360件(前月比+  8件 前年比+  10件)
戸建  290件(前月比+  4件 前年比-  5件)
マンション  86件(前月比-  3件 前年比±  0件)
合計  736件(前月比+  9件 前年比+  5件)
※アットホーム数値より

売主様の動き、雰囲気、感触
・生活の区切りとして「今年のうちに整理しておきたい」という動きが目立ちます。心身ともに身軽に過ごしたいという心理がご相談の背景にあります。
・子育てを終えた世帯やご家族の独立を機に、家の大きさや立地を見直す方が増えています。
・冬期の除雪や設備管理を見据えて早めに動く方が増えています。平坦地や利便性の高いエリアなど、維持しやすい環境への関心が高まっています。
・施設入居や体調面の変化をきっかけに、ご家族が中心となって売却を進める事例も多くなっています。「生活の整理」として不動産の見直しが進んでいます。

買主様の動き、雰囲気、感触
・この頃はローンに依存せず、手元資金での購入を選ぶ方が増加。スピーディーに取引を進められる「軽やかな購買層」が新たな主流になりつつあります。
・セカンドハウスやアトリエ、小規模宿泊など、多目的な活用を前提にした物件探しが進んでおり、ライフスタイルを投影できる不動産が注目されています。
・ネット情報だけで判断せず、街の雰囲気や風の流れ、人の動きを自分の目で確かめたいという方が増え、体験を通じた意思決定が重視されています。
・石造倉庫や歴史的建築などを「文化資産」として次世代に受け継ぐ動きが活発です。再生と保存という視点で不動産を選ぶ人が確実に増えています。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・観光資源が豊富な小樽では、多目的な活用を見据えた不動産需要が拡大。観光需要が住宅市場を安定的に支えています。
・首都圏や海外からの買い手も増加し、築年数や規模を問わず幅広い物件に関心が寄せられています。「地域の枠」を超え、グローバルな広がりを見せています。
・購入判断の基準は「価格」から「維持のしやすさ」へと変化。管理費や修繕積立金などの負担を見極め、安心して保有できるかどうかがポイントとなっています。
・中心地から離れたエリアでも、敷地の広さや複数台駐車場など、実用性を備えた住宅は人気が高く、スピーディーに成約へとつながるケースが増えています。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
いつもご覧いただきありがとうございます。
木々の色づきが深まり、冬間近という季節となりました。この時期は「雪が降る前に売却を進めたい」というお客様が増えます。一方で、冬になるとご相談が減る傾向にあるため、今のうちに準備を進めることがポイントです。不動産のご売却やお住み替えをお考えの方は、ぜひお早めにご相談ください。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。

報告担当
不動産市況:小樽市北部、西部、中央(検証月 2025年10月)

【不動産歴】
2015年より
【累計取引件数】
売買取引件数 786件

小樽店 枝久保 良太私は生まれも育ちも小樽です。愛着あるこの地域に貢献したいと考え日々仕事に取り組んでいます。 ここ小樽でも人口が年間約2000人ずつ減少している現状がありますが、観光入込客数が2025年には800万人を超えるなど明るい話題もあります。 環境変化は止まりませんが、どの時代でも対応する方法はあると感じます。絶えず変化する中でも不動産取引が活性化していくよう、地域の情報に詳しくなり、学びや経験から得た知識を元に適切なご提案をさせていただければと思います。

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