Vol.654小樽店
不動産市況:小樽市南部、東部、中央(検証月 2025年11月)
■検証月:2025年11月
■報告担当:柴田朋也
■所属店舗:小樽店
■担当地域:小樽市南部(銭函、桂岡周辺)、東部(新光、望洋台、桜周辺)、中央(住ノ江、入船周辺)
不動産売却中物件数(小樽市)
土地 364件(前月比+ 4件 前年比+ 15件)
戸建 287件(前月比- 3件 前年比- 15件)
マンション 78件(前月比- 8件 前年比- 14件)
合計 729件(前月比- 7件 前年比- 14件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・お子様が市外に住んでいる場合、住み替えは「近くに住むこと」そのものではなく、いざという時に頼れる体制を整えることへと変わってきています。
・新駅への期待は、すぐに取引価格へ直結するというより、買い手や売り手の心理に「将来の選択肢」を生み出しています。
・格差が大きい局面では、相場が一つではなくなり、同じ市町内でも売れる条件が分岐しています。
・「売るかどうか」より先に 「どう進めると負担が少ないか」 の相談が増えている傾向があります。
買主様の動き、雰囲気、感触
・資材価格や人件費の上昇により、リフォームを前提とした検討では、総予算を慎重に見極める動きが強まっています。
・リフォームコストを抑えたい意識から、築年数よりも保守状態や改修履歴を重視する方が増えています。
・平坦な土地への需要は引き続き高水準です。造成費用や将来の維持管理、冬場の除雪負担を考慮し、使いやすい地形が評価されています。
・新築用地については、比較検討できる余地がある状況が続いています。供給が一定数あり、立地や広さ、価格を見比べながら検討できるようです。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・同じ市内でも、中心部・駅近・生活利便の高い場所に反響が集まりやすく、立地による「売れやすさの差」が拡大しています
・価格が安くても、修繕リスクや維持費の見通しが立ちにくい物件は敬遠されがちで、安さより「安心材料の有無」が判断基準になっています。
・古い物件は、比較対象から外れやすいため、価格設定の再検討、片付け・清掃、写真とコメントの改善など、印象づけの工夫が成否を分けています。
・海外からのお問い合わせは一定数あり、物件タイプによっては反響が出やすい一方、為替や国際情勢で動きが変動しやすい層でもあります。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
新築の建築費が上昇し、着工件数も減少傾向にありますが、小樽市内では土地が売れやすいエリアと、そうでないエリアの差がはっきりしてきています。私の担当エリアでもこの傾向は顕著で、土地として売れるかどうかによって、販売方法のご提案も変わります。今後もこうした地域差は、さらに広がっていくと考えられます。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
報告担当
【不動産歴】
2012年より 【累計取引件数】
売買取引件数 759件
小樽店 柴田 朋也小樽市内では毎年約2,000人ほどの人口減少となっていますが、最近は移住されたり二拠点居住の対象として選択される方も増えていて街が明るくなる兆しを感じています。 今後も当社が目標とする、不動産流通を通じた地域貢献ができればと思っております。小樽はとても魅力的な街で、国内外の各地から多くの観光客が訪れる場所としても知られています。 この街の豊富な地域資源から、他地域より移住したいとお問い合わせくださる方もたくさんいらっしゃいます。 今後も不動産の売買を通して、少しでも地域の発展に寄与したいと考えています。不動産の売却・購入を検討されている方は、是非、当社にご相談ください。
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