Vol.626小樽店

不動産市況:小樽市南部、東部、中央(検証月 2025年10月)

■検証月:2025年10月
■報告担当:柴田朋也
■所属店舗:小樽店
■担当地域:小樽市南部(銭函、桂岡周辺)、東部(新光、望洋台、桜周辺)、中央(住ノ江、入船周辺)

不動産売却中物件数(小樽市)
土地 360件(前月比+ 8件 前年比+ 10件)
戸建 290件(前月比+ 4件 前年比- 5件)
マンション 86件(前月比- 3件 前年比± 0件)
合計 736件(前月比+ 9件 前年比+ 5件)
※アットホーム数値より

売主様の動き、雰囲気、感触
・子世帯が市外へ移住したことで、ご自身も生活拠点を移したいという相談が増えています。安心して暮らせる距離での住み替えを検討される方が目立ちます。
・新小樽駅の開業を見据え、エリアの将来性に期待を寄せる声が高まっています。交通利便や地域活性化を見込み、売却や購入のタイミングを検討する動きが見られます。
・地域内でも利便性や周辺環境の差が広がっており、立地による価格感の開きが出ています。駅近・平坦地・生活施設へのアクセスが良い物件に人気が集中しています。
・世代交代を背景に、古い住宅の整理や相続をきっかけにした相談も増えています。地域に根差した暮らしから、新たな生活スタイルへと移る動きがゆるやかに広がっています。

買主様の動き、雰囲気、感触
・建築コスト上昇の影響が顕著です。資材や人件費の高止まりから、リフォーム費用も上昇傾向が続いており、購入後の改修を前提としない「状態の良い物件」の人気が高まっています。
・土地の形状や地勢を重視する動きが強まっています。除雪や建築計画のしやすさを考慮し、平坦で整形の土地を求める声が多く、実際の現地確認を重ねて慎重に選ばれる傾向です。
・新築用地の選択肢は比較的豊富です。供給が安定しており、立地や広さなど希望条件をもとにじっくり検討されるお客様が多く見られます。
・価格重視の土地探しが続いています。建物に予算を充てたいという意向から、手頃な価格帯の土地を優先して探す方が増え、実需層を中心に堅調な需要が維持されています。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・エリアごとに動きの差が広がっており、中心部や交通利便性の高い地域では活発な売買が続く一方、郊外では成約までに時間を要する傾向が見られます。
・築年数の古い物件や価格を抑えた住宅は、購入後の修繕負担を懸念される方が多く、売却時の工夫や情報提供の丁寧さが求められています。
・市場には海外や道外からの問い合わせが継続的に寄せられており、観光・滞在型利用を視野に入れた購入検討が目立ちます。
・一方で、地域密着の実需層も底堅く、生活環境や土地の広さといった「暮らしやすさ」を重視する声が増えています。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
小樽では、日本の方と海外の方で物件の見方が異なるため、これまで動きづらかった物件にも新たな需要が生まれています。眺望や街並みを重視する海外の方が増え、立地や築年数を問わず成約につながる例も多く見られます。冬だけ利用する季節滞在の需要もあり、雪の時期でも問い合わせが続くのが近年の特徴です。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。

報告担当
不動産市況:小樽市南部、東部、中央(検証月 2025年10月)

【不動産歴】
2012年より
【累計取引件数】
売買取引件数 752件

小樽店 柴田 朋也小樽市内では毎年約2,000人ほどの人口減少となっていますが、最近は移住されたり二拠点居住の対象として選択される方も増えていて街が明るくなる兆しを感じています。 今後も当社が目標とする、不動産流通を通じた地域貢献ができればと思っております。小樽はとても魅力的な街で、国内外の各地から多くの観光客が訪れる場所としても知られています。 この街の豊富な地域資源から、他地域より移住したいとお問い合わせくださる方もたくさんいらっしゃいます。 今後も不動産の売買を通して、少しでも地域の発展に寄与したいと考えています。不動産の売却・購入を検討されている方は、是非、当社にご相談ください。

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