Vol.456小樽店
不動産市況:小樽市南部、東部、中央(検証月 2025年3月)
■検証月:2025年3月
■報告担当:柴田朋也
■所属店舗:小樽店
■担当地域:小樽市南部(銭函、桂岡周辺)、東部(新光、望洋台、桜周辺)、中央(住ノ江、入船周辺)
不動産売却中物件数(小樽市)
土地 370件(前月比+ 5件)
戸建 273件(前月比- 13件)
マンション 107件(前月比+ 9件)
合計 750件(前月比+ 1件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・お子様が市外に住んでいるため、近くへの住み替えを検討する方が増えています。安心できる距離での暮らしを望む声が多く寄せられています。
・新小樽駅の開業による周辺地域の発展に期待し、不動産の動きにも関心が高まっています。価格上昇を見込んだ売却相談も見られます。
・利便性や交通インフラの整備状況により、地域間での資産価値の差が広がっている印象があります。条件の良い地域へ移るための売却相談が増えています。
・地域格差を実感し、今のうちに不動産の整理をしておきたいというご相談も増加しています。将来の資産価値を見越して動く方が多くなっています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・物価上昇の影響を受け、リフォームにかかる費用も高くなる傾向にあり、予算とのバランスを見ながら慎重に検討する方が増えています。
・建築や除雪のしやすさから、平坦な土地を希望する方が多く、特に高齢者や子育て世帯に人気があります。
・新築用の土地はエリアや広さなど、ある程度選択肢がある状態が続いており、計画的に探す方が増えています。
・土地選びでは価格だけでなく、地形・道路状況・日当たりなどを重視する傾向が強まり、比較検討が丁寧に行われています。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・地域によって不動産の需要に差があり、交通利便性や生活環境によって成約スピードに大きな開きが見られます。
・築年数が古く価格の安い物件は、購入後の修繕費を懸念する方が多く、売却に時間がかかる傾向があります。
・最近では海外からの問い合わせが増加しており、観光地やリゾートエリアを中心に外国人購入者の関心が高まっています。
・物件によっては日本国内よりも海外からの反応が早いケースもあり、情報発信の工夫がより重要になっています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
最近では、小樽市の物件に興味を持たれる外国の方が年々増えてきています。
地元の方には「不便」と思われる立地でも、海外の方にとってはその景色や静けさ、歴史ある街並みが特別な魅力として映ることがあり、日本人の感覚とは違った視点で価値を見出してくださるのが印象的です。
誰にとっての「住みやすさ」かで、不動産の魅力は大きく変わる――そんな変化を、今、肌で感じています。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
著者

小樽店 柴田 朋也健康には自信があります。平成24年より不動産業に従事しており、まだまだ勉強中の身ではありますが、持ち前の体力で日々向上心を持ちお客様と向き合い成長していきたいと思っております、お客様に満足していただけるサービス提供を心がけ仕事に打ち込みます。
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