Vol.643新ひだか店
不動産市況:日高中部、日高東部(検証月 2025年11月)
■検証月:2025年11月
■報告担当:藤田修宏
■所属店舗:新ひだか店
■担当地域:日高中部(新冠、新ひだか)、日高東部(浦河、様似、えりも)
売主様の動き、雰囲気、感触
・利用予定のない不動産を「持ち続けるリスク」への意識が高まっています。維持費負担といった「目に見えないコスト」が早期相談につながっている印象です。
・解体ありきではなく、選択肢比較を希望されるご相談へ。費用負担を最小限に抑える方法を探りたい、というニーズが強まっています。
・空家の「中身の整理」が売却検討の第一歩に。売却プロセスと並行して片付けを進めたい というご要望が多く見られます。
・空家バンクへの登録検討が増える一方、制度の理解に課題も見られます。登録条件や手続き、売却成立までの流れなど、不安を抱えるケースも多いようです。
買主様の動き、雰囲気、感触
・年月を重ねた住宅ならではの素材感や間取りを活かし、自分らしく仕上げたいというニーズが広がっています。
・築20~30年帯の住宅に、現行の建築基準を踏まえながら、価格と改修のバランスを取りたい方から注目が集まります。
・新ひだか町周辺では、降雪が少なく、気候を暮らしの「優良資産」として選択される方が増えています。
・住宅ローンは「心理的障壁」となる一方で、判断のスピードが成果を左右する場面が増えています。情報提供の質とタイミングが問われる局面です。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・これまで地域と縁のなかった方が、将来性や利回りに着目し参入するケースが増えています。投資目的の選択肢として認知され始めた段階と言えます。
・国立公園エリアという特性が、ただの観光地ではなく、「滞在型の過ごし方」や「二拠点生活」を想起させる存在へと変わりつつあります。
・需要が供給を上回ることで、買主は「待つ」、売主は「タイミングを読む」市場へ。
・価格の提示だけではなく、活用案、売却の流れ、費用の見通しまで、売却希望者に寄り添う姿勢が、地域市場の流動性を押し上げています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
「一度見てもらえますか」と訪問査定のご相談が増えています。以前はインターネットですぐに査定額を知りたいとのご依頼が多かったですが、現地を確認することで、建物の状態や周辺環境により金額が大きく変わる場合があります。売却をしっかり考えたい方にとって、訪問査定は大切な第一歩です。気になることがあればお気軽にご相談ください。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
報告担当
【不動産歴】
2008年より 【累計取引件数】
売買取引件数 273件
新ひだか店 藤田 修宏お住まいの住宅・空き家等のご売却のお悩みは、北章宅建にお任せください。 大切な資産である不動産をこの先どうするか悩まれるお気持ちは、沢山の売主様にお会いして私も身に染みて知るようになりました。ですが、その悩まれている時間にも、ご所有の不動産を求めているお客様がいるかもしれません。 室内外に残されたお荷物や権利関係のご相談にも対応できる提携業者がいますので、どうぞ安心してお声がけください。
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