Vol.477新ひだか店
不動産市況:日高中部、日高東部(検証月 2025年5月)
■検証月:2025年5月
■報告担当:藤田修宏
■所属店舗:新ひだか店
■担当地域:日高中部(新冠、新ひだか)、日高東部(浦河、様似、えりも)
売主様の動き、雰囲気、感触
・相続を機に放置していた空家の今後について見直す動きが増えています。維持管理の負担を理由に、活用や売却に向けて早めに動きたいというご相談が多く寄せられています。
・築年数が経過した住宅では、解体にかかる費用の大きさが判断材料となっており、「解体せずに売る」という選択肢も再評価されつつあります。
・長らく手つかずだった空家を片付けるきっかけとして、売却を視野に入れる方が増加。特に家財整理や簡易清掃の支援に対するニーズが高まっています。
・空家バンクの制度に興味はあっても「どう始めればよいかわからない」という声が多く、仕組みや手続きに関する丁寧な案内を希望される傾向が見られます。
買主様の動き、雰囲気、感触
・「自分らしく住まいを整えたい」という意識から、築年数の古さを気にせず、間取り変更や内装アレンジを前提に物件を探す動きが目立ちます。
・築20〜30年の住宅は、無理のない価格帯で一定の居住性能が確保されていることから、初めてのマイホームとして注目されています。
・気候の穏やかなエリアは、ストレスの少ない暮らしを求める移住希望者にとって魅力的で、実際に問い合わせも増加傾向です。
・人気のある物件は、検討中に申し込みが入るケースも多く、ローンの事前審査や資金計画を早めに整えるお客様が増えています。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・投資志向が高まるなか、町外・道外の投資家からの問い合わせが増加傾向にあります。観光エリアや交通利便性の良い立地への注目が集まり、活性化しています。
・国立公園指定を契機に、宿泊施設やセカンドハウスとしてのニーズが顕在化しており、自然と観光資源に恵まれた地域の不動産に期待感が高まっています。
・供給に対してニーズが先行しており、状態の良い中古住宅は掲載から短期間で成約に至るケースが増えており、回転の速さが際立っています。
・情報過多な時代だからこそ、売却希望者には市場動向や成約事例を踏まえた丁寧な提案を行い、安心して一歩踏み出していただける体制づくりに努めています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
「実際のところ、どれくらいの価値があるのか見てほしい」というようなご相談をいただくことが増えてきました。これまでは、おおよその金額を知りたいという机上査定が主でしたが、建物の状態や周辺の環境など、現地を拝見することで見えてくることもたくさんあります。訪問査定は無料ですので、少しでも気になることがありましたら、どうぞお気軽にお声がけください。お一人おひとりに寄り添ってご対応いたします。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
著者

新ひだか店 藤田 修宏これまでたくさんのお客様のご縁を仲介させていただきました。 地域のご縁を大切に、地域密着をモットーに精一杯頑張りますので、ご購入・ご売却・お買い換えのご相談は藤田 修宏におまかせください。宜しくお願いいたします。
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