Vol.638後志店
不動産市況:余市町、仁木町、古平町、積丹町(検証月 2025年11月)
■検証月:2025年11月
■報告担当:梅津大樹
■所属店舗:後志店
■担当地域:余市町、仁木町、古平町、積丹町
売主様の動き、雰囲気、感触
・11月は本格的に気温が下がり、雪が降り始めました。日中の寒暖差も大きく、年末を意識されるお客様からのご相談が増え始めています。
・年末が近づくにつれ、売却相談はやや落ち着きを見せていますが、雪の積もる前に方向性を決めたいという方や、春以降の売出しの準備相談も増えています。
・冬期の管理を避けたいという理由から、買取を選ばれる方も引き続き多く見られます。年内のスピード決済を希望される傾向も強まっています。
・地方では、ご高齢の売主様をお子様などがサポートするケースが増えています。遠方からの手続きをオンラインなどでのやり取りを希望される方が目立ちます。
買主様の動き、雰囲気、感触
・売り出し価格の上昇が続いている影響で、購入希望者の動きはやや慎重になっており、お問い合わせ数も落ち着いた状況です。
・10月以降に進んだ商談が順調に成約へと進んでおり、現在は契約や引渡しの日程調整が各案件で進行しています。
・雪の時期を迎える前に「年内に入居したい」というご希望が増えており、スケジュール感を重視したご相談が目立っています。
・倶知安エリアの価格高騰を背景に、比較的購入しやすい余市町など近隣地域へ需要が広がっており、エリアを広げて検討される方が増加しています。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・他社を含め、長期間掲載されていた物件が一斉に取り下げられ、新しい在庫へ入れ替わる動きが見られます。
・札幌圏の不動産会社が余市エリアで売り出す物件は、これまでの地域相場より高めに設定される傾向があります。
・仲介手数料の上限引き上げを背景に、低価格帯物件の取り扱いが活発化しています。積極的に新規売却案件を集めており、余市町の売り出し件数が増えています。
・余市町周辺では新しい不動産会社の開業もあり、営業エリアが広がったことで競争が一段と激しくなっています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
東京や札幌などの都市部では価格が高騰する一方、地方では売れ残る物件が増え、二極化が進んでいます。最近では「仲介」と「買取」に加え、費用を頂いて不動産を引き取る「不動産引取」を導入する会社も増えてきており、当社でもご提案が可能です。査定は無料ですので、ぜひ一度ご相談ください。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
報告担当
【不動産歴】
2013年より 【累計取引件数】
売買取引件数 853件
後志店 梅津 大樹不動産の売買では、高く売れるか等、金銭的な部分にだけ目が行きがちですが、不動産は定価がなく、不動産会社は、売主様が所有する不動産を、仲介業務という形で、間接的に、買主様に売却する仕事です。つまり、弊社で不動産を仕入れする訳ではありませんので、売主様から伺った情報、買主様へ受け渡す(伝達する)というのが、主な業務となります。 不動産会社は、営業会社になりますので、「売り上げ至上主義」や「気合・努力・根性」の業界ですが、弊社は、取引の安全性や、情報伝達の正確性に重きをおいております。 安心して、不動産売却をお任せ頂けるよう、心掛けておりますので、不動産売却を検討中のお客様に置かれましては、弊社へのご依頼も、ご一考頂けますと幸いです。
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