Vol.422後志店
不動産市況:余市町、仁木町、古平町、積丹町(検証月 2025年2月)
■検証月:2025年2月
■報告担当:梅津大樹
■所属店舗:後志店
■担当地域:余市町、仁木町、古平町、積丹町
売主様の動き、雰囲気、感触
・全国的な寒波もあり気候が安定しませんが、例年と比較すると暖かいせいか、売主様の動きがあるように感じます。
・1月以降で、早めに動き出された売主様については、広告掲載開始まで進んでいる案件もあります。
・倶知安近郊を除く地域については、除雪の量が少なくて済むせいか冬場でも現地査定のご相談もあります。
・以前から、地方は、お子様が遠方や道外に居住しているため、ご高齢の売主様が多いですが、年々、売主様のお子様等、ご親族の手助けが必要な売主様が増えている印象です。
買主様の動き、雰囲気、感触
・年末~1月頃にご案内対応させて頂いたお客様については、順次、契約手続きを進行しております。
・全国的な寒波もあり、気候が安定しませんが、例年と比較すると、暖かいせいか、買主様の動きがあるように感じます。
・従業員寮等の目的で100万円以下の成約予定もあり、僅かですが、新築用地の動きもあります。
・従来のように「住宅購入時に物件価格の1~2割の自己資金を準備する」のが難しい状況となっており、現在は自己資金がなくても利用しやすい住宅ローンの選択肢が広がっています。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・昨年から売却活動を続けている物件は、販売促進の一環として価格調整が進められ、市場の動きを活性化させる動きが見られます。
・1月以降に購入を検討し始めるお客様が多く、市場に出る新規物件の数は大きく増えていない状況です。
・札幌圏では不動産業者間の競争が激化し、市場の停滞が続く中、一部の業者が地方市場へ進出する流れが強まっています。
・800万円以下の物件では仲介手数料の上限引き上げの影響を受け、札幌圏だけでなく小樽や近隣市町村の不動産会社も新規売却案件を積極的に取り扱い、余市町などでの売り出しが増加しています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
地方の不動産は価格が安く、売却しても持ち出し(赤字)になることがあります。その際、以下の選択肢があります。
① 解体して売却
解体費用(200~300万円)がかかり、土地が売れず固定資産税が発生し続ける可能性あり。
② 建物付きで売却
古家でも需要があり、多少の赤字は出るものの①より負担を抑えられる。
売却で利益を得るのが理想ですが、地方では必ずしもそうなりません。ぜひご相談ください。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
著者

後志店 梅津 大樹小樽生まれ、小樽育ちです。 自身で不動産購入と売却を行った経験もあり、売りタイ方・買いタイ方のお気持ちに寄り添ったご提案をできればと思い、日々活動しております。今後はより一層地域に密着して活動して参ります。 不動産のお困り事は、私、梅津にお任せ下さい。
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