Vol.470後志店
不動産市況:余市町、仁木町、古平町、積丹町(検証月 2025年5月)
■検証月:2025年5月
■報告担当:梅津大樹
■所属店舗:後志店
■担当地域:余市町、仁木町、古平町、積丹町
売主様の動き、雰囲気、感触
・北海道の5月は、暖かくなったり、寒くなったりと、気温の上下を繰り返した月でしたが、先月同様、売却のご相談が増えてきております。
・飛込みのご来店や、現地査定等、具体的な売却相談も増えており、売り出し物件も少しずつ増加傾向となっています。
・長期間の販売となっている、ご高齢者様の物件では、ご連絡が取れなくなるケースが出てきております。
・以前から、地方は、お子様が遠方や道外に居住しているため、ご高齢の売主様が多いですが、年々、売主様のお子様等、ご親族の手助けが必要な売主様が増えている印象です。
買主様の動き、雰囲気、感触
・5月は、4月以前に物件が売れてしまい、取り扱い在庫が、例年より少なかったですが、少ない中でも、売買の動きは堅調でした。
・暖かくなり、これから夏に向けて、徐々に内覧希望のお客様も増えてきております。
・5月も1000万円以下の手頃が物件が少なく、全体としては、例年より、お問い合わせの割合が減っているようです。
・最近は、住宅購入時に物件価格の1~2割を自己資金として用意するのが難しい方も多くなっています。そのため、自己資金がなくても利用できる住宅ローンの選択肢が増え、資金面でのハードルが下がっています。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・現在、当社を含め全体的に売り出し物件数が限られており、在庫不足感が続いているようです。
・札幌圏では不動産会社同士の競争が激しく、需要が分散しているため、販路拡大を狙って地方エリアへ進出する動きが加速しています。
・特に800万円以下の物件では、仲介手数料の上限引き上げが影響し、札幌圏や小樽・近隣市町村の業者が余市町などで積極的に新規物件を取り扱うケースが増えています。
・さらに、古平町や泊村といった札幌から距離のある地域でも、札幌圏の業者による売却活動が見られるようになり、地域間の連携や競争が広がっています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
5月の連休が明け、不動産の具体的な売却相談が増えてきています。最近では、札幌圏など物件所在地から離れた不動産会社に売却を依頼される方も増えていますが、不動産売買では現地での調査や写真撮影、ご案内など、物件周辺での対応が大半を占めます。遠方の会社に依頼すると、それぞれの対応に時間がかかることも。スムーズな売却を進めるためにも、地元の事情に詳しい当社へぜひご相談ください。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
著者

後志店 梅津 大樹小樽生まれ、小樽育ちです。 自身で不動産購入と売却を行った経験もあり、売りタイ方・買いタイ方のお気持ちに寄り添ったご提案をできればと思い、日々活動しております。今後はより一層地域に密着して活動して参ります。 不動産のお困り事は、私、梅津にお任せ下さい。
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