Vol.261八雲店

不動産市況:渡島東部、渡島北部、檜山北部(検証月 2024年7月)

■検証月:2024年7月
■報告担当:関川純
■所属店舗:八雲店
■担当地域:渡島東部(森町、鹿部)、渡島北部(八雲、長万部)、檜山北部(今金、せたな)

売主様の動き、雰囲気、感触
・長期間空き家になっている低廉な住宅についてのお問い合わせが増えています。また道外からも空き家対策のお問い合わせが増加傾向にあります。
・地域住民の高齢化、地域相場の高騰もあり売却相談は増えつつあります。
・特に、机上査定で大まかな概算価格を知りたい方が多い印象です。
・他の不動産会社さんで売り出していても長いあいだ売れず、相談に見えるケースもあります。

買主様の動き、雰囲気、感触
・売りたい方が増えている影響が買いたい方にも波及し、流通は活発です。
・不動産会社が少ない地域のため、購入検討者様からのお問い合わせを多くいただきます。
・新幹線工事業者の宿泊先がまだ不足しているようですが、賃貸料金の高騰が中古住宅の需要を高めています。
・資材の高騰もあり、新築よりも中古住宅の需要が高まっています。
・都市部より低価格帯の物件が多く、低予算で家を購入したい方からの相談が相次いでいます。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・不動産を売却したい方が増えており、市場の動きは活発です。
・1000万円前後の中古住宅の需要が高く、お問い合わせが集中する傾向が見られます。
・内外装保守状況が良い物件が売りに出ると早期に反響があり、購入検討者が殺到します。
・相場や家屋の状態から見て、高値で売りに出していると反響が少ないため注視が必要です。
・早期の成約を目指すには、成約相場の範囲内での売り出しが大切です。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
4月から相続登記が義務化され半年が経ちましたが、不動産を相続し早期に売却したいというご相談は確実に増えています。空家期間が長いと、その後の売却に大きく影響してしまいますので、長く放置せずお気軽にご相談ください。また道南地区では都市集中・人口減少に伴い地価の下落は続く一方ですが、渡島・檜山管内では、中古住宅の需要も高まっています。買いたい方も増える時期なので、売主様にとっては売却時期としておすすめです。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。

著者
不動産市況:渡島東部、渡島北部、檜山北部(検証月 2024年7月)

八雲店 関川 純北章宅建株式会社八雲店の関川と申します。不動産に関するご相談は、人生において何度も経験する事のない大切な出来事だと思います。その貴重な時間を楽しく、分かりやすく、一生懸命お手伝いさせて頂きます。些細な事でもお気軽にご相談ください。どうぞよろしくお願い致します。

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