Vol.153八雲店
不動産市況:渡島東部、渡島北部、檜山北部(検証月 2024年4月)
■検証月:2024年4月
■報告担当:関川 純
■所属店舗:八雲店
■担当地域:渡島東部(森町、鹿部)、渡島北部(八雲、長万部)、檜山北部(今金、せたな)
売主様の動き、雰囲気、感触
・地域特性もあり空き家が増加傾向、令和6年4月1日から相続登記の申請義務化が始まったこともあり市場全体が活発になり出しています。
・地域住民の高齢化、地域相場の高騰もあり売却相談は増加傾向にあります。
・特に、机上査定で大まかな概算価格を知りたい方が多い印象です。
・冬場の雪の苦労から、次の冬までには売りたいというお声が多く寄せられています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・売りたい方が増えている影響が買いたい方にも波及し、市場の動きは活発です。
・資材の高騰もあり、新築よりも中古住宅の需要が高まっているように見受けられます。
・新幹線工事業者の宿泊先が足りず、適した物件はないかとのお問い合わせが相次いでいます。
・都市部と比較すると低価格帯の物件が多く、中古住宅で予算を抑えて探す方、土地だと住宅建築に費用を掛けたい方からの需要があります。
・不動産会社が少ない地域のため、購入検討者様からのお問い合わせを多くいただいております。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・1000万円前後の中古住宅の需要が高く、お問い合わせが集中する傾向にあります。
・設備を使えるかどうか不安に思われる方も多いですが、中古であることをご理解いただき価格とのバランスを見てご判断いただいております。
・相場や家屋の状態から見て、高値で売りに出していると反響が少ないです。
・早期の成約を目指すには、成約相場の範囲内での売り出しが大切です。
・町の景観や地域の活性化に配慮し、空き家については積極的に売却促進のアプローチを行っています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
いつもお世話になっております。イエステーション八雲店の関川です。
今年は気温が高く桜前線も早く通り過ぎそうです。不動産の市場も春らしく全体が活発に動き始めました。道南地区では人口減少が続いており、空家も増えているのは深刻な問題だと思っています。他社で売れない、相続したが使用しない、空家を放置しているなどございましたら、ぜひご相談ください。買いたい方も多くなる頃なので、売主様にとっては売却時期としておすすめです。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
著者
八雲店 関川 純北章宅建株式会社八雲店の関川と申します。不動産に関するご相談は、人生において何度も経験する事のない大切な出来事だと思います。その貴重な時間を楽しく、分かりやすく、一生懸命お手伝いさせて頂きます。些細な事でもお気軽にご相談ください。どうぞよろしくお願い致します。
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